A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(81)帰国

2007年06月29日 09時25分04秒 | 南半球膝栗毛
第30日目 3月11日 
3月10日午後11時 空港に向かう。
ドバイ~関空のエミレーツ ビジネスクラスはワン・ランク上だという評判。
と云う事はファーストクラスか。
セキュリティは厳しいがチェックイン 出国手続きは丁重 出だしは上々。




空港内部は真夜中というのにトランジット客もあり
お買物客で大賑わい、スキポールと同じ位か。



日付変わって3月11日 午前3時憧れのエミレーツ機内へ。



座席は2・2・2でゆったりしている。
テレビ画面も椅子の背中 全面で大きい。
すべての操作はタッチパネル。
あまり新らしすぎて使いにくい。

キャビンアテンダントのサービスは良いのだろうが
時間も時間なのでワインで食事をしたらすぐ寝てしまい
サービスをエンジョーイする時間が無かった。



関空で乗り継ぎ羽田到着、出迎えの長男の顔を見たときは何故かほっとした。

帰り道 馴染みの寿司屋のカウンターに座った時は
もう旅人ではなく完全に日常生活に戻っていた。


南半球膝栗毛を御愛読頂き有り難う御座いました。
30日間の旅行でしたが81回に分けてブログにアップさせて頂きました。
最近は「旅行アルバム」を作らずブログでその代用をしている関係で
読者諸兄嬢には多少退屈な写真もミスターマスダのメモリーのため
ブログに記載させて頂いた事をお許し願いたい。

またブログにお書き込み頂いた皆様にも厚く御礼申しあげる。
それを励みとして一生懸命ブログを書き続ける事が出来た。

なお弊ブログ「南半球膝栗毛」のアクセス数は一日平均50、
81回の連載として南半球膝栗毛に約4000回のアクセスを頂いた事になる。


God bless you and thank you all !

With Love Mister Masuda








(80)リバークルーズ

2007年06月27日 08時43分29秒 | 南半球膝栗毛
第29日 3月10日 6/6
いったんマリオットに帰りこの旅行最後のイベント リバーのディナークルーズへ。
ドバイでの最後のイベントは旧市街地を流れる
ドバイ・クリークのリバー・クルーズだ。



旧市街の明かりを河上から眺める趣向だが平凡。




船上で刺青を彫るのを趣味としている母娘に会った。
よく言葉が判らないがどうも練習台になってくれと云っているらしい。
旅のつれずれに船上で右手の甲にイミテーション刺青をしてもらう。
染料が皮膚に定着するまで一時間ほど手を洗えなくなった。




立派なスコーピオン さそり が描き上がった。
イミテーション刺青は2週間ぐらい楽しめるらしい。
自然に段々色は薄くなって消えて行くらしい。

これで今回の旅行は全て終わり。
飛行場へ行くだけだ。


(79)リゾートホテル下

2007年06月26日 08時35分37秒 | 南半球膝栗毛
第29日目 3月10日 5/6
少し疲れたので隣接するホテルのバーで運河を行き交うボートを見ながら一休み。



バーのウエーターもフィリッピンからの出稼ぎの若者。
ドバイで我々が接触を持った人達は殆ど出稼ぎ外国人と言うことになる。
フィリッピンからは日本へ4時間、ドバイへ8時間 給料も日本が断然良いそうだが
ビザが中々下りないとぼやいていた。



ボートはレストランにもホテルにもブティックにも何処にでも連れて行って呉れる。
昔行った事がある長崎のハウステンボスに少し似ている。



ホテル内部に入ってみるとロビーでは室内楽で静かな午後をお客は楽しんでいる。



アラビア湾に夕日が沈みつつある。



旅の終わりも近づきつつある。



(78)リゾートホテル上

2007年06月25日 07時34分28秒 | 南半球膝栗毛
第29日目 3月10日 4/6
バージュ・アル・アラブ・ホテルを中心に右隣にジュメーラ・ビーチ・ホテル
左隣に複合リゾートエリア「マデナ・ジュメイラ」があり、
その中のホテル・レストラン・シーク(市場)をボートで連絡している。

バージュ・アル・アラブ・ホテルを中心とした
一大アミューズメントセンターを構成している。

ランチのあと複合リゾートエリア「マデナ・ジュメイラ」に向かう。
専用カートで船着場 運河をボートで渡る。




船上よりこのエリアの中心的象徴的存在の
バージュ・アル・アラブ・ホテルが見える。



我々はホテル敷地内にある新名所オールドシーク(昔風に作った市場で
アラビヤ風の色々なものを売っている)で土産物を求めた。






(77)ホテルのエントランスホール

2007年06月24日 07時32分06秒 | 南半球膝栗毛
第29日目 3月10日 3/6
ドバイの街のシンボル的存在のバージュ・アル・アラブ・ホテル。
エントランスホールの内部は高かーい天井、カスケードの滝、
金と銀 朱の煌びやかな色調で竜宮城か新興宗教の祭壇のよう。








ホテルはビーチから280メートル沖合いに造られた人工島の上に
建築されておりホテルには橋を渡って行く事になるなる。
我々はホテルのレストランの予約があるのでOKだが
許可書を持っていない人は橋の入り口でチェックされる。

団体のランチ付き見学ツアーの人達も橋を渡ってホテルに入ってくる。
今まで色々新しいホテルを見てきたが
趣味が良いか悪いかは別として
こんなユニークな雰囲気のホテルは初めて。
充分 有料見学ツアーを企画する価値はあると思った。



紫陽花

2007年06月23日 17時21分57秒 | 陶芸
6月23日(土)
梅雨シーズンに入ったのに一向に空模様は梅雨らしくない。
偶々ゴルフに行った昨日だけが少し梅雨らしく
後半のインは雨が少しパラつき濡れて仕舞った。
今日はお日様が出ている。
明日はヨット。
この分なら明日も絶好のヨット日和かな。

今年の梅雨は空梅雨か。
それでも鎌倉の名月院や長谷寺の紫陽花など各地から
紫陽花の話題が伝わってくる。

家人が我が家の裏庭の紫陽花を拙作の花器に活けてくれた。
裏庭で人に見られることの無い紫陽花は人目に触れて活き活き
ミスターマスダの花器たちも何故か紫陽花と相性が良い感じ。




この間 義母の一周忌があり久さし振りに親戚一同が集まった。
この機会に在庫一掃とばかり陶芸作品を持ち込み 
嫁の実家の大広間で大展示会。
小皿など生活雑器は嫁入り先が決まったが
花器・大皿など少し大きな物は売れ残り。
この2点の花器も大展示会では売れ残ったが、
紫陽花でも活けて見てもらえば嫁入り先も決まっていたかも。

なお花器そのものは6月9日のブログで紹介済み。


(76)七つ星ホテル

2007年06月20日 07時11分56秒 | 南半球膝栗毛
第29日目 3月10日 2/6
ドバイ 今日は旅行の最終日、長い一日になるだろう。

午前中ホテル内でぶらぶら休養して過ごし11時45分チェックアウト。
タクシーで小一時間のビーチにある七つ星ホテルの
Burj AL Arab(バージュ・アル・アラブ)の地下にある
シーフード・レストランの昼食に向かう。

この七つ星ホテルはドバイの象徴のようなホテルで
一泊27万円と聞き宿泊は諦めたが
話の種にも一度は訪ねて見たい所だ。

パンフレットで見た通うりヨットのスピネーカー(袋帆)
のようなユニークな建物。
高さ321メートル 床から天井までガラス張りになった部屋からは
アラビヤ湾の見事な眺望が楽しめる。

建物の左上部の突き出た部分は空中展望レストランだが
予約が取れず地下のレストランになった次第だ。



折角なのでその空中展望レストランとバーを見学してきた。




建物上部の丸い構造物はヘリコプター発着デッキ。
アラブのセレブリティの御用達 長期逗留型レジャーを楽しむホテルらしい。
何しろ くどい様だが一泊27万円 それに食事代サービス代タックス更にチップ。




27階までエレベータで登るとアラビア湾が一望。
今建設中の人工島ザ・パーム・ジュメイラも遠望出来た。
海に張り出して椰子の葉っぱ型に人工島を造成する高級分譲別荘。
残念ながらカメラには良く写らなかった。

ホテルじゅう上から下まで見学しランチはホテル地下の壁が
水族館になっているシーフードレストラン。
物々しい雰囲気・態度で迎えられる。
客層が良いのか料理は超の字がつく一流。
料金も一流。
伊勢えびのサラダ、オニオングラタン、ブイヤベース、ドーバーソール、
スフレ、クレープシュゼットすべて良かった。



何故か内部は撮影禁止なので廊下からシャッターを切った。
テーブルに二人座っているが背景が水族館となっている。


このバージュ・アル・アラブ・ホテルの右隣には
ジュメイラ・ビーチ・ホテルがある。
大波をイメージした外観が印象的。



これも全面ガラス張りで眺望は大変良い。
バージュ・アル・アラブ・ホテルより少しお安くなっている。


バージュ・アル・アラブ・ホテルを中心に左隣にも複合リゾートエリア
「マデナ・ジュメイラ」があり、その中のホテル・レストラン・シーク(市場)を
ボートで連絡している。
追々ブログで御紹介したい。






(75)最後の日

2007年06月20日 07時03分48秒 | 南半球膝栗毛
第29日目  3月10日 1/6
ドバイのマリオット・ホテルの朝食はビュッフェ。

アメリカン、イタリアン、フレンチスタイルの多種多様な朝食メニューに加え、
アラビアンスタイルの料理が並ぶ。
その中に、「巻寿司」なる一品がある。
これがなかなか結構なお味でママのお気に入り。
写真で分るように、わさびは山盛。
外国人のあるマダムが、この「巻寿司」の一つ一つに、
わさびを匙一杯ほどのせていったが、
さて、どんなお味がしたものやら?




ドバイのエンターテナー
この人達も出稼ぎ労働者。
民族音楽を演奏して雰囲気を醸し出している。



ホテルのロビーではアラビアン・コーヒーをサービスしている。
エスプレッソのような口当たりだ。



マリオット・ホテル内のイタリアンレストラン。
ミスターマスダのお気に入りだ。



今日は旅行の最終日、長い一日になるだろう。
午前中ホテル内でぶらぶら休養して過ごし11時45分チェックアウト。

タクシーで小一時間のビーチにある七つ星ホテルの
本格フレンチのシーフード・レストランの昼食に向かう。
プルニエのことかな。




6月大歌舞伎

2007年06月19日 12時43分49秒 | 家族行事
6月19日(火)
銀座にある「田崎真珠店」の企画で
中華料理と歌舞伎の会に参加。

集合場所の銀座の田崎真珠店の7階に行くと既に25人ぐらいが集まっている。
宝飾店なので雰囲気が大事 係りの人が丁寧に出迎えてくれる。
冷えた御茶を頂いていると主催者の挨拶に続いて
田崎真珠の商品説明が始まった。
120センチのネックレスなど色々な身に付け方があるのに感心。



引き続き店内見学。
真珠で作られたシャンデリアは流石に立派。

 

我々二人に一人の案内係のお嬢さんが付いてくれるが
買う予定が無いので「眼の保養」のために高価な商品を見学。
案内係りも心得ており無理に商品を勧める訳でもなく
気持ちの良い案内のお嬢さんだった。

ランチは銀座7丁目の「筑紫楼」。
今日のお目当ての一つ 「フカヒレずくし」。
店の入り口に実物の大きなフカヒレが展示されているのにビックリ。



フカヒレの姿煮は美味しい、煮汁を御飯に掛けると二度美味しい。
それにコラーゲンもたっぷりだ。

ランチ後は歌舞伎の始まるまで自由行動
天賞堂の模型ショップ、家内は和光をブラブラしてから
揃って 銀座に出ると必ず覘く「黒田陶苑」へ。
信楽の藤本秀さんの個展開催中。

藤本さんはまだ若い陶工。色々お話を伺ったが面白かった。
信楽の土の特徴を捉え穴窯で上手に焼いている。

少し草臥れたのでグッチのカフェへ、
開店当時は物凄く混雑していたが今日は空いている。



ミッドタウン、マルノウチ色々行く所が分散されているのかな。


”6月大歌舞伎” 4時30分開演。



いつもの事だがイヤーホーンで解説を聞きながらの歌舞伎鑑賞。
出し物は
(1)元禄忠臣蔵(御浜御殿綱豊卿)
綱豊卿が義士(浪士)の一人から仇討ちの意志を確かめようとするが
そのやり取りは心理劇のようで
前に見た仮名手本忠臣蔵の形式美とは趣を異として感銘を受けた。

(2)盲長屋梅加賀鳶
木阿弥の傑作だそうです。
木阿弥らしい韻を踏んだ台詞回しが耳に心地よい。
幸四郎の独壇場で「コウライヤー」の掛け声が
しばしば掛かり歌舞伎だなあと実感。

船弁慶
能を歌舞伎にしたもので舞台も能舞台のような設え。
昨年秋、甥の結婚式の帰りに浜松美術館まで前田青邨画伯の
船弁慶を題材にした「知盛幻生」を見に行ったことを思い出した。
実に幽玄の世界だ。

弁慶は幸四郎だが「静御前」と「平知盛の亡霊」の二役は息子の染五郎。
染五郎の見せ場の舞台だと思うが素人目にはどうも台詞は一本調子。

舞に関しては静御前の惜別の舞の「静」より
「動」の知盛が義経に襲い掛かる亡霊の舞がよかった。
特に後半部分の弁慶に調伏しされ渦巻く海に消えて行く
幕が下りてからの花道の最終場面は見せ所であった。

11時前 帰宅 楽しい一日ではあったが
この歳になると夜遊びは疲れる。




父の日

2007年06月17日 19時01分10秒 | 家族行事
6月17日(日)
今日は父の日。
今朝の日経朝刊のコラム「春秋」に拠れば
父の日に何も貰えなかったお父さん落胆しないで下さい。
「実父に贈り物をする予定の人は27%で
「贈るつもりは無い」の半分。
貰えない方が多数派だそうだ。


ミスターマスダの場合 本日は
長男家族とステーキハウスでランチ
サーティーワンでアイスクリーム。
誰が費用を持ったかは兎も角 楽しい父の日。

食後のお散歩に近くのミスターマスダの陶芸教室に立ち寄る。
展覧会に出品予定の大壷を家族に見てもらう。
高さ70センチ 結構な大作である。




ロサンゼルスの次男家族からは父の日のカードが届いた。
今日は「ゆっくり休め」と云っている。
日頃からゆっくりやっているので
多少 違和感があるが まあ いいか。












(74)ドバイのウエディング

2007年06月16日 07時02分07秒 | 南半球膝栗毛
第28日 3月9日 下
ドバイの我々の泊まっているホテルの宴会場では
毎晩のように結婚式披露宴が行われている。

今夜もホテルでは結婚式だ。
10時から夜中の2時まで賑やかな事だ。

偶然その場面に居合わすことが出来て写真が撮れた。
ドバイの結婚式 楽団入りで大騒ぎ。

男性はタキシード,女性は,特別な場合や家の中では、
街中で身に付けている黒い長衣(アバヤ)を脱ぎ、
こんなにも美しく華やかな衣装を着ているのかと、
その贅を尽くしたドレスに感動する。
新郎新婦を祝福している彼等・彼女等の美しい姿を、
カメラに納めたくお願いしてみたが、
親族や友人ではない者は駄目だとの事、残念。
遠くからカメラに収めることとした。







今夜が最後。
明日の夜中には関空行きエミレーツに乗っているだろう。



青山二郎の眼

2007年06月15日 18時33分21秒 | 家族行事
6月15日(金)
浅学のミスターマスダは知らなかったが
青山二郎と言う「文化人」が居たらしい。
家人に誘われ世田谷美術館青山二郎の眼と題する偉業展を見に行く。

世田谷美術館は砧公園内にあるが緑に囲まれた良い環境だ。
昔オランダに住んでいた次男家族を訪ねた時 
連れて行ってもらった森の中の美術館「クレラー・ミュラー美術館」に似ているかな。

美術館のアプローチにはブロンズの彫刻が飾ってあり
美術鑑賞の気分が盛り上がって来る。




今日のお目当ては「青山二郎の眼」。



ここの美術館は65歳以上はシニアー料金。



この展覧会では青山二郎が見出した中国古陶磁器や朝鮮白磁の名品。
日本の物では本阿弥光悦 織部 唐津
青山と交流のあった梅原龍三郎、加藤唐九郎、北大路魯山人の作品。

骨董に対する希代の目利きということで
益田鈍翁などのコレクションは彼の選定によるもの。

価値の有るものを見つけると言うより
人々が見向きもしなかった生活雑器から美を見出し価値を与える
千利休の再来かもしれぬ。

柳宗悦の民芸運動に参画したり
「青山学院」と名付けられたサロンには
小林秀雄、白洲正子、河上徹太郎、大岡昇平等が集い
日夜 文学論、骨董談義に花を咲かせていたそうだ。

青山二郎はあまり一般に知られていないせいか
展示会場は空いていてゆっくり、落ち着いた気分で
鑑賞出来て良かった。



ランチは美術館から廊下伝いにある「ル・ジャルダン」。
雰囲気も値段も良し。
ハウスワインはいただけない。
二杯目はビールにした。


(73)休養日

2007年06月15日 06時24分53秒 | 南半球膝栗毛
第28日目  3月9日 上
”ドバイの休日”
今日は休息日。



砂漠の国なのか晴れてはいるが砂埃のためか
カラーッと抜けたような青空ではない。
金曜日は特別なのかショッピングセンターの店は午後5時から。

午後1時になると何処からかスピーカーにのった
コーランの歌と説教が街中に聞えて来る。
回教徒の国だなあと実感する。



遅い朝食をとりホテルのプールサイドで4時ごろまでゆっくり過ごす。




夕方から開店したショッピングセンターのお店を覗ぞく。
夜はバーで例のマルガリータを楽しむ。
お相手はお話好きなフィリッピンから出稼ぎのお嬢さん。





(72)ゴールド・シーク

2007年06月14日 06時16分33秒 | 南半球膝栗毛
第27日目 3月8日 7/7
ドバイの観光名所の一つになっているシークは旧市街にある。
「スパイス・シーク」の隣は「ゴールド・シーク」。

金のネックレスなど金の工芸品販売店が多数集まった市場(Souk)。
量り(ハカリ)売りで金・金装飾品を販売している。
デザイン・加工賃無料と言う事で観光客には人気があるらしい。

折角ゴールド・シークに来るには来たものの、
じっくり落ち着いて品定めする時間も気分も無く、
ウインドーショッピングに終始。






夜はホテルでイタリアン。



(71)スパイス・シーク

2007年06月13日 06時12分19秒 | 南半球膝栗毛
第27日目 3月8日 6/7
その昔 統治を担った英国はこのドバイの地を、東インド会社の貴重な中継の地とした。
20世紀になると、歴代の首長の推進をもとに自由貿易の政策を採ったことで、
周辺地域の商人達の拠点となりゆく流れのなかで、
中継貿易港としての色合いを濃くしてゆく。

その時代の名残かドバイの旧市街地にシークと呼ばれる市場が現存している。
スパイス・シークとゴールド・シークが有名である。
実際に商売を盛大にやっているのだが観光スポットでもある。
外人観光客がよく訪れる築地市場の様なものか。

スパイ・スシークは色々な香料・調味料を大きな麻袋に
詰めて大量取引を行っている。
店の外までその麻袋は積み上げられ活気の溢れた路地だ。
色々なスパイスの匂いが漂っている。




アラブ人の店員が応対に出て小売もやっている。
ミスターマスダも色々お店を冷やかして歩いたが
なにかアラビヤン・ナイトの世界に迷い込んだ様な雰囲気だ。
家人は胡椒と塩の塊を購入。ご満足のてい。





街のあちらこちらで、アラブ風の長衣を纏った人を見かける。
宗教心の厚い人ほど、頭から裾まですっぽりと、
この衣裳に身を包んでいるそうだ。

若い世代では、欧米風の洋服を着る人が、
圧倒的に増えてきているとの事。
因みに、男性の長衣はKANDOURカデューラ)、
女性のそれはABYAH(アバヤ)という。
この衣裳を着た人に、直接、カメラを向けるのは礼を失するというか、
時に、問題になるから気をつけるようにと、ガイドから説明があった。