A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

加藤楸邨

2012年02月29日 11時38分05秒 | 家族行事
2月27日(月)



永年の念願だった水上温泉に行くことになった
近年はスキーにも行かなくなったし雪国が懐かしい。
この間のミスターマスダの喜寿の祝いのホームパーティと
六本木での新隗樹社の展覧会、
無事終了の慰労も兼ねてである。

水上への途中 前橋の「県立土屋文明記念文学館」で
ミセスマスダの崇拝する「加藤楸邨展」を開催している。
この機会を見逃す訳も無く ミセスマスダの御供をして
上越線新前橋駅で途中下車。







あずさゆみ榛名の山にあが立てば
利根に日てりてとほしろきみゆ  土屋 文明


文明の独りよがりの歌の中でこれは普遍的で抒情的な歌だ。
それだけ面白みが無くなってしまうのだろうか  

駅からタクシーで2300円 バスもあまり通らない不便な場所にある 
帰りのタクシーを呼ぶのも大変そうなので、そのまま待ってもらう事にした。
前庭も広々 2階建ての立派な建物である



常設の文明ゆかりの展示室 
土屋文明は文化勲章を受章したアララギ派の歌人。


本日の本命 は
加藤楸邨と「寒雷」ー平井照敏コレクションとともにー

と題する楸邨の記念展である。

ミセスマスダは小さい会場なのに一時間熱心に見学していた。
青山時代の恩師との交流を思い起こしているのだろう。
雉子の眸のこうこうとして賣られけり
この句の色紙は家にもある。



シベリュウスが会場内に流れている 楸邨は生前シベリュウスを好み 
葬儀の時はシベリュウスで送ってくれと御子息方に仰っていたそうだ

山村暮鳥の歌碑 「いちめんのなのはな かすかなるむぎぶえ」
大変ユニークな歌だ 


漸く新前橋の駅前に戻ってきた。
陸橋の上から遠望すると「群馬3名山」。

榛名山

妙義山

赤城山


駅前で遅い昼食をとる。
今夜は大御馳走のはず。
調整して昼食は少なめに。
店の主人と雑談 前橋はあまり雪は降らないと話していたが
今ブログを書きながら外を見ると雪 
テレビのニュースで前橋は17センチの積雪 大雪であろう。


新前橋駅4番線より上越線で水上へ。
約一時間の乗車である。

4両編成 13時 42分発 水上行き



電車は榛名山を左右に見ながら雪国へ

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ペア・スツール

2012年02月25日 20時53分24秒 | 陶芸
2月24日(土)

六本木の国立新美術館の公募展も終わり
出品作の引き取り搬出を行った。
出品作のペア・スツールは小平市のSGさんが貰ってくれることになっている。
早速御宅にお伺いし綺麗な芝生の御庭に置かさせてもらった。

左側のスツールの上にはSGさんが丹精の蘭を飾ってくれた




一方 我が家の庭も寒かった冬景色から少し春めいてきた。

福寿草









いつも御正月にはほころぶ白梅も
漸く一輪二輪 紅梅はまだまだ。









レモンは昨年末より色づいており数少ない我が庭の色どり

少し庭を明るくと家人が鉢を買ってきた


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ゲートブリッジ

2012年02月18日 11時06分45秒 | 陶芸
2月16日(木)



弟夫婦が六本木の国立新美術館のミスターマスダの
出品作品を見てくれるという。
車で行くこととなった。
午前10時ミスターマスダの家に迎えが到着。

ミスターマスダの作品の前で記念撮影

面白い木彫 題名は「人生は夕方からが面白い」 


今日の予定は美術館の後 最近開通した「ゲートブリッジ」を
見に行こうということだ。
「ゲートブリッジ」はまだカーナビにも載っていないので
取り敢えず新木場を目指す。
遠くにテレビニュースで見た「ゲートブリッジ」が遠望できる。
どうも「若洲ゴルフリンクス」方面に行けば
ゲートブリッジに通じる道がありそうだ。



若洲ゴルフリンクス 曇りだが東京スカイツリーが見える


愈々ゲートブリッジに近づいてきた。
晴れていれば富士山と反対側に東京スカイツリーが見える筈だが
今日は生憎曇り更に雪がちらほら。
残念ながら何も見えない。

結構車が走っている 都心を迂回出来るので相当渋滞緩和となるだろう



左側の歩道は結構見学の人が歩いている





道は新木場から馬込の環7に通じている

最初はゲートブリッジをゆっくりドライブする積りだったが
車が多くスピードを落とすことができずアッと言う間に
ゲートブリッジを渡ってしまった。
橋は渡るのも良いがどうも遠くから橋全体の姿を眺める方が
楽しいような気がする。

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ハッピーバースディ

2012年02月17日 10時36分47秒 | 陶芸
2月15日(水)


今日はO夫人のXX回目の誕生日。
六本木の国立新美術館で待ち合わせ。
公募展のミスターマスダの出品作を見てからランチの予定。







作品の前でO夫人と記念撮影。
ミスターマスダの持っている紙袋は
O夫人からのバレンタイン・チョコレート。
勤め人時代は自慢ではないが数え切れないほど沢山のチョコレートを頂いた。
最近は数もめっきり減って一袋でも大事。
今日現在7個。



今回の内閣総理大臣賞の受賞作品





ランチは西麻布のイタリアン 「アル・ポルト」







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あんこう鍋

2012年02月13日 09時13分29秒 | 陶芸
2月11日(土)




勤め人時代の同僚と六本木の国立新美術館に
ミスターマスダの公募展を見に行く。
と云うより一杯飲み清談するのが目的でその前に見てやろうという事。





ミスターマスダの作品鑑賞も終わりさてどこで一杯やるか。
いつもの神田の蕎麦屋「砂場」で穴子を食べていとMSさんが云いだした。
いざ地下鉄を乗り継いで新橋へ。

JRの神田駅前にこんな彫刻あったっけ?



悪い予感が少ししていたが「砂場」は今日は祭日で御休み。
タクシーでワンメーター 「まつや」に行ったがそこは満員、
近くの「藪蕎麦」を覗いたがそこも長い行列。








そこで取り敢えず「蕎麦」は諦めアンコウ鍋はどうだと云う事になった。
幸い「いせ源」は空いていた。



店頭には氷詰めの鮟鱇(あんこう)





アンコウ鍋3人分 少し少ない感じだ

最後は卵をたっぷりかけた「おじや」

店を出る時は少し薄暗くなりかけていた

FKさんがもう少し呑みたい、食べたいと言い出した。
時間どきを過ぎているのでもう向かいの「藪蕎麦」も席が取れそうだ。
結構御客はいたが庭に面したテーブル席に案内してもらえた。







MSさんが食べたいと言っていた「あなご」に漸くありついた

FSさんの好物「天たね」もきた



御勘定を済ませて釣銭を数えながら出てくるMSさん




コーヒーを呑んで御開きにしよう。
ステンドグラスの綺麗な「ショパン」で静かに名曲でも聞こうと思ったが
ここも祭日の為か休業日。







まだコーヒーにこだわっている。
JR新橋駅前のスターバックスにたどり着く。

セルフサービスのコーヒーを2階に運ぶFSさん

まだ何か食べてる

70歳を過ぎた老人としては食べ過ぎかそれともそれが元気の元か?

これにて目出度く本日の御遊びは御開きの運びとなった。




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公募展 初日

2012年02月10日 21時29分47秒 | 陶芸
2月8日(水)



午後1時 六本木の国立新美術館でSM御夫妻と待ち合わせだ。
今日は国立新美術館で開催される新隗樹社の公募展の初日である。
いつものことだがSM御夫妻が一緒に見学してくれる有り難い。



受付で記帳

各部門の入賞者が張り出されている

今年も総理大臣賞、文部科学大臣賞など大きな賞は絵画部門の独占

早速ミスターマスダの作品の前で記念写真





ミスターマスダの作品 「ぺア・スツール」SM御夫妻の芝生の庭へ貰われて行くことになっている

ミスターマスダの作品 「春・淡雪」韓国旅行でインスピレーションを受けた作品






会場で旧知のNJ副会長と雑談。
出品作2点の前でパチリ。 
ヨーロッパにスケッチ旅行に行って制作した油彩2点 
左の絵は「トスカーナの午後」、右の絵は 「プロバンスの朝」
はたしてスケッチに行ってまで描く絵だろうか。




時間がだいぶ過ぎたがこれからランチだ。
久し振りにシシリー料理をと云う事になった。
乃木坂にある「レストランテ・ニーノ」。



改造して店の面積が倍増 景気が良いんだ

シシリーのビールに続いてシシリーの赤ワイン ソムリエがデカンタしてくれている

セパージュはシラーズ もう少しタンニンが効いて渋みが欲しいがライトボディでまずまず

シシリー風アンティパスタ コロッケみたいなものもある サーモンのマリネは秀逸

アルデンテのスパゲッティボンゴーラは普通

食後のリキュールはサンブーカ コーヒービーンズを3粒浮かしてもらった

食事中結構お喋りをしたがまだまだ話したらないようなので
場所を変えて御話の続きを行う。
表参道から青山通りを少し歩いたのち「スパイラル」に入店。

ここなら長時間座っていられる

奥方達は何か「大盛りドルチェ」


スパイラルはカフェと雑貨店と展示場のある複合施設。
今日は展示場では多摩美術大学のテキスタイルデザイン科の
卒業制作展をやっていた。
場所柄スペースの賃借料も相当掛かるだろうが
学校経営上必要経費なのだろう。











ビッグランチだったので帰宅後の夕食は軽く
お昼にレストランから貰ってきたグリッシーニにパルマの生ハムを蒔きつけて少々のワイン。
太めのグリッシーニは美味しかった。



夕食後は少し小腹が空いたので御抹茶と和菓子、 茶碗は韓国慶州の三島手 御菓子は「椿餅」

茶碗は京焼き 梅の絵柄 御菓子は「梅一枝」

茶碗は美濃焼(黄瀬戸) 安藤日出武作 御菓子は「鶯餅」

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オペラ座の怪人

2012年02月02日 19時22分13秒 | 家族行事
2月1日(水)


長男家族が喜寿のお祝いにと、汐留の四季劇場(海)の
ミュージカル「オペラ座の怪人」に招待してくれた。
マチネーで午後1時半開演 少し早めに行ったが
長男家族4名は既に座席に付いていた。
私立中・高校学校は入学試験の時期で、
孫娘達の学校は休みだそうだ。

ミスターマスダはニューヨークに住んだこともあって、ここ30数年の間に、
ニューヨークやロンドンで数々のミュージカルを観ているが
日本でミュージカルを観劇するのは初めて。

ミュージカルのストーリーは簡単なので英語のせりふでも
雰囲気で大体理解できる。
日本語ならより正確に理解できもっと楽しめるのではと
前々から興味を持っていた。

驚いたことの劇団四季は首都圏6カ所でミュージカルを公演している

しゃれたバーの様なものもあり劇場の雰囲気は良い



今は空いているが開幕時には満席

本当は写真撮影は禁止らしい

オペラ座の怪人

ヒロイン・クリスティーヌとラウル

劇中劇の華麗な踊り

聞きなれたメロデイーを楽しみながらの2時間半であった。
日本語に翻訳された歌詞も一瞬奇異に感じただけで
あれはあれで良いのだろう。
舞台装置はこれは特筆すべきもの、抜群であった。
舞台が暗転し、がらりとオペラ座の地下室から華やかな舞台 へと。
静寂な地底湖を滑るように行く小舟 も素晴らし雰囲気を出している。
ロンドンやブロードウエーよりよく出来ているかとも思う。

終焉語、長男家族と汐留カレッタで夕食を共にして
今日のイベントは終了。

なかなか気のきいた「心に残るお祝い」であったっと、
ミセス・マスダ共々大喜び。

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