A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

上野の公募展

2009年09月22日 07時23分17秒 | 陶芸
9月18日(金)


芸術の秋 生活の区切りとして公募展に応募している。

この間の「神奈川県美術展」では見事落選ガッカリと云うより
自分の未熟さを痛感させられた。

今回の新塊樹社の公募展では落選は許されぬという心境である。
悩みに悩んだ挙句 応募日の二日前に焼き上がった花器で
応募することにした。

陶芸教室の女校長先生と相談し題名も「」と決まった。
多少自信のある出来栄えのよい作品だとは思っていたが
入選通知の葉書が届くまでは落ち着かない。
待ちに待った入選通知は展覧会二日前の9月16日。



新塊樹社の公募展は上野公園の東京都美術館で9月18日~10月3日。
初日なのでSMご夫妻をお誘いして見学に出掛ける。
顔馴染みの新塊樹社の中島副会長さんと会場の入り口でばったり出会う。




何はともあれ陶芸の展示会場へ直行。
我が作品と御対面。




今回の陶芸部門の入選作は
会場が小さいこともあり展示点数は少なく
少数精鋭主義?
ミスターマスダ以外の作品作品は
新しい試み、冒険もなく典型的な精緻な陶芸作品
どちらかと云うと今三越で開催されている「日本伝統工芸展」の
作風だ。









会場では ばったりシドニー時代の友人のTNさんとお会いした。
ミスターマスダの作る生活雑器の愛用者で
ご友人をお誘いになって見に来てくれたそうだ。





本日は展覧会初日なので午後5時から
東京都美術館内レストランで
新塊樹社の公募展パーティが行われた。
名誉会長さんの延々と続く「御挨拶」にはうんざりだ。
ようやく中島副会長の乾杯の音頭で酒宴の始まり。
出席者に中年女性が多い為か食べ物のテーブルに
一斉に群がりお皿はきれいさっぱり。
予算の関係か食べ物の補充はないようだ。
その代りワイン・ビールなど飲み物は十分あった。





上野の東京都美術館は建て替えになるそうで
これから2年間 休館になるそうだ。
我々の秋の公募展は2年間 お休みとなり
春先の六本木「国立新美術館 新塊樹社の公募展」だけになる。




その後 お昼間 下見をしておいたJR上野駅のガード下にある
スペイン料理店[VINULS]で早めのディナー。

SGさんはヨーロッパ生活が長い。
いろいろ蘊蓄(ウンチク)を傾けるのが得意と云うか好きだ。
スペインの赤ワインといえば「テンプラニーリョ種の葡萄」
タンニンの少し渋みがあり中々良いワインだ。

おつまみののような物をいっぱいオーダー。
マッシュルーム
牛の第3の胃袋(トリッパ)などとても美味しい。

バルデオンは牛乳から作ったスペインのブルーチーズ。

すべてSさんのチョイスだ。



Sさんとは来年5月 銀座の松屋の前の画廊で「二人展」を計画している。
Sさんの油彩画とミスターマスダの陶芸である。
その相談もあり話に花が咲く。