A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

コリア庭園

2008年03月30日 19時44分50秒 | 家族行事
3月29日(土)


スローライフの割には先週はゴルフに陶芸に結構忙しかった。
忙中閑あり?今日は予定無し。
世間では桜・桜 今日あたり満開との情報。
「明日あると 思う心のあだ桜 
 夜半に 嵐の 吹かぬものかは」

ミセスマスダと連れ立って朝食後 早速徒歩5分近所の「三つ池公園」へ桜見物。
来週には友人夫妻達と散策に来る計画なのでその下見の意味もある。


三ッ池公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれた花見のメッカ。
面積29万7000平方メートルの起伏に富んだ公園は、
「百樹の森」と呼ばれるほどの豊かな緑に包まれている。
3つの池を木々が囲み、春になればソメイヨシノが悠々と花を咲かせ、
水辺を華麗に彩っている。
黄色味がかったウコンやヨコハマヒザクラなど珍しい品種も興味深い。
ゴージャスな満開の桜の写真は後日御紹介したい。

ミセスマスダの興味を引いたのは公園入口にある「コリア庭園」。
神奈川県と韓国京畿道との友好提携を記念して造られたもので、
白砂の印象的な庭園は異国情緒漂う落ち着いた空間だ。

満開の桜を眺めながら正面の山門?を入る。



白砂を敷き詰めた庭に韓国風建物。
柱には中国のお寺のように聯が沢山掛かっている。
柱聯と云うらしい。
内部も見学できる。



軒先には風鈴のようなもの、風鐸というのだろうか、
吊ってあり風に綺麗な音を響かせている。



建物内部は細工の込んだ家具・調度品が展示されている。
高麗・李朝の器や朝鮮唐津の花瓶もある。
だいぶ時代物とお見受けした。



部屋から裏庭を眺めると無数の大きな壷が置いてある。
チャントッテ(醤壷壱)と云うそうで醤油・味噌・漬物の置き場で家勢を現す重要な施設。
醤油は7~8年貯蔵して使う習慣から七つの壷に分けられて並べられている。
現在でも一般の家庭生活の香りのする代表的な風景だそうだ。



この公園は国際交流の場としても活躍している。
コリア庭園のほか 中国遼寧省から友好の記念として‘天馬の広場’に
「馬超龍雀像」のレプリカが寄贈されている。

この週末が最後の花見になるのか
今日は大勢の人・家族連れが三ッ池公園に繰り込んできている。

まだ午前10時半だというのにもうお弁当を広げて食べている。
朝食なのか?昼食なのか?
それとも桜を見ると弁当を開くという「条件反射」なのだろうか。


ゆすら梅

2008年03月29日 15時31分10秒 | 四季の花々
我が家の裏庭の土塀に沿って例年より少し早めに「ゆすら梅」の花が咲いた。
裏庭なので日頃余り目に触れることが無くて可哀想。
せいぜい花の咲いている時だけは
裏の洗面所の窓を開けて観てやることにしている。

「ゆすら梅」小さな花がなんとも可愛らしい花だ。
「うすら梅」などとも言うようだ。
当て字ではあるようだが「ゆすら」とは「山桜桃」と書くようだ。
ゆすら梅もバラ科サクラ属なので、花形は桜に似ているが、
花径20mm程度と小さく、桜よりも可憐な感じがする。
5月には、サクランボのような赤い実を付ける。
これをジャムとか梅酒のように果実酒にするとまた美味なのだ。











三年ほど前に、この裏庭の「ゆすらうめ」を詠んだ家人の
歌が、日本経済新聞「歌壇」・栗木京子の選に
入ったことがある。

花冷えの朝の朧にゆすらうめ
   古き土塀に寄りてふくらむ



観桜ゴルフ

2008年03月26日 20時35分24秒 | ゴルフ
3月26日(火)

桜を待ちかね観桜ゴルフを桜の名所「小田急藤沢ゴルフクラブ」でやってきた。
パブリックといえども大変良いコースです。
古いコースで各ホール松林でセパレートされているチャンピオンコース。
平坦なコースにバンカーで変化をつけている。
風格のあるコースと言ってよいのではないか。
キャディーさんも茶屋の小母さんも気持ちの良い接客態度だ。
グリーンが難しかったなあ!
お値段も結構します。



桜はまだ二分咲きだが日中の気温上昇でゲームが終る頃は四分咲きになっていた。
今週末ぐらいが八分咲きで見頃となろう。










桜の歌を一首

"はるきぬといまかもろびとゆきかへり
   ほとけのにはに花さくらしも” 
 
                     会津 八一

奈良・春日野一帯を”ほとけのには”と詠っている。





富士山

2008年03月24日 08時54分38秒 | ヨット
3月22日(土)

ゴルフを予定していた日が偶々天候が悪く中止になる事が不運にも続いている。
アウトドアースポーツが恋しい。
今日はヨット ヨット仲間との船上の語らいも楽しみの一つだし
仕事を止めてからなるべく色んな人と会話の機会を増やすように努力している。

天気予報では日中気温は18度まで上がるが波が高いとの事。
海に出ると風も6メーターほど吹いており体感温度は結構低い。
波も予報どうり高く「快適なセーリング」とは行かぬようだ。

雲も霞みも無く強い風が吹いているので
今日は雪を頂いた真っ白な富士山がくっきり良く見える。
この間の静岡へ墓参りドライブでは富士山を観れなかったので本当に良かった。
この写真では画面中央に富士山が写っているのだが見えるかどうか。



根岸沖をうろうろしていたが本格的なセーリングをしようとすれば
相当波を被ることを覚悟しなければならない。
強風は構わないが今日の波は良くない。
クルーも歳を取ったので今日は濡れてまでセーリングしたくない
余り気乗りしないと言う事で早々にハーバーに引き上げる。
風も強くなってきた。
風力発電機が力強く回っている。



こんな日はハーバーのクラブハウスでの宴会にしかず。


お墓参り

2008年03月23日 21時06分05秒 | 家族行事
3月17日(月)

弟夫婦とお墓参りに行こうと言う話が纏まる。
折角だから近くに住む叔父さんの顔を見てこようと言う事になった。
9時半 弟の車が我が家に迎えに来てくれた。
これはらくちん。

残念ながら富士山は良く見えないが車中4人 話が弾む。
御殿場PAで小休止。
本日の行程の相談。

何はともあれ昼食はどうする。
静岡・藤枝のお墓にお参りするのでその近くの蕎麦屋がお勧め。
ミスターマスダ御用達で「鄙には稀な」洒落た蕎麦屋。
店の名は「八兵衛」
暖簾も静岡が生んだ大アーティスト芹沢圭介調。



お墓参りが終わり次は叔父さんのお見舞い。
大井川を渡って御前崎の近くの相良町へ。
叔父さんは92歳でもう直ぐ93歳になるそうだ。
足がちょっと悪いが良く笑い良く食べる。
家業を継いだ長男夫婦と叔父さん叔母さん4人で穏やかに暮らしている。
良い歳を重ねるとはこのことだろう。
何時までもお健やかに!

唯一の問題点は近くにスズキ自動車の工場だ出来て
周辺の道路整備が行われるらしい。
叔父さんの家も道路に面して何メートルか取られるらしい。
敷地は大きいので問題ないが
これを機会に100年ぐらい経った古い家を取り壊し
へーベルハウスで新築する事になったらしい。
昔の立派な床の間・欄間・障子襖などどうなるのかモッタイナイ。
叔父さん叔母さんみんなの思い出が詰まっている家が
なくなるのは寂しい事だ。
ミスターマスダも戦中戦後の一時期 
疎開でこの家に住んでいたのでなお更である。

この相良町の名産はお茶と海産物。
土産に海産物を求める。
「しらす」「鰹のなまり節」「若布」。
「しらす」はホワイトデイのチョコレイトの代わりに色も白くて丁度良い。

弟夫婦は愛犬を家に留守番で置いてきている。
12時間近くの留守番ははじめてらしく心配する事頻り。
弟の家に立ち寄ると愛犬は大はしゃぎ。
粗相もせずちゃんとお留守番したと訴えているのだろう。
偉い偉い!!

鶴見帰宅は午後9時。
弟夫婦が道中ずーっと運転してくれたので楽をさせてもらった。
楽しい一日だった。





早春のセントメイゴルフ

2008年03月06日 13時59分19秒 | ゴルフ
3月5日(水)

前回のセントメイゴルフは昨年の11月。
紅葉の中 エンゼルカントリーだった。

今回は「森永高滝カントリー」
ミスターマスダお気に入りのコースの一つだ。

JR鶴見駅でゴルフクラブからの送迎バスの乗り込み
早速御世話役・宴会係のIJさんの持参した漬物類を肴にビールが始まる。

森永高滝カントリーでは朝食の無料サーヴィス これが誠に嬉しい。
暖かいスープ,久し振りにヨーグルトも食べた。

スタート前には練習場で本日のショットの調子をチェック。
球代も無料。

バブル時代後期にオープンしたゴルフ場で施設も至れり尽くせりだ。
建物はスパニッシュスタイル 接待用に造られたゴルフクラブらしく
ロッカールームや風呂場は広々として気持ちが良い。

総勢18人5組でスタート。
20人の予定だったがミスターマスダのお友達のON嬢とOK夫人が
一人は捻挫、一人は体調不良で出走中止、残念。
寄る年波も少しは関係あるか 丈夫な若いお友達も捜す必要あるのか。

曇り空だが余り寒くも無く まずまずのゴルフ日和と言えるだろう。
予算の関係もあり乗用カートだがキャディーさん無し。

コースは雄大の眺めで何時来ても楽しいゴルフが出来る。





ただミスターマスダのゴルフは最近不調
中々立ち直れない。
100を切るのに四苦八苦している。
もう少し暖かくなれば調子も上向くだろうと根拠の無い慰め。

スコットランドの戯れ歌に
飛距離に拘る「幼稚園」 スコアーを気にする「小学生」
 景色を愉しめて「中学生」。

そうだ中学生でゆこう。
コースには紅梅白梅が綺麗に咲いている。
梅が終れば桜でしょうし 当分 ゴルフ場の景色ばかり愉しむ事にしよう。




それに引き換えミセスマスダは久し振りのゴルフにも拘わらず快調だ。
一緒に回った昔の勤め先で秘書をやってもらったOG嬢は自己ベスト。
ショートホール3ッでワンオンのパー 将に強敵現る将来恐るべし。
写真でも見られるようフォームはしっかりしている。



朝食のサーヴィスも良かったがコース内の茶屋では
暖炉の薪の炎が心を和ませてくれる。
また御菓子屋の経営らしく森永のビスケットやキャラメルなどは
これまたサーヴィス、気分の良い持て成しを受けた思いだ。



ゲームが終れば表彰式・パーティ。
ペリア方式で優勝者が決まる。
そして各々持ち寄った賞品を順位の上の人から適当に取ってゆく。
表彰式もそこそこにパーティ 
どこかの有名レストランのシェフだった人がここの料理長。
中々美味しい。
今晩は夕食不要。
これで16,000円ポッキリ。
セルフ・昼食1ドリンク・パーティ1ドリンク・送迎バス代込。

帰途 東京湾アクアラインの「海ほたる」でトイレ・ストップ。
売店のサザエのお値段の高いのにビックリ。



ニセコスキー行き

2008年03月01日 21時45分08秒 | 家族行事
よくミスターマスダのブログに登場するSG御夫妻と
2月26日から29日まで「北海道ニセコ」へスキー行き。

今回のブログは俳句で纏めてみた。
ロスに住む孫娘が弊ブログでも御紹介させて頂いたが
「ふゆのよる ひこうきわたる あまのがわ」
という傑作を発句した事に触発された訳だ。

小雪舞う 長湯の白人 スキー客
ニセコは例年この時期天候は安定するのだが今年は雪降りが続く。
4キロぐらい登ったリフトの終点の温度はマイナス11度。
山の稜線で吹きっさらしで体感温度はもっと低い。



ホテルの露天風呂温泉が有り難い。
41度の茶色の濁った温泉で長湯が気持ちいい。
オーストラリアから来たスキーヤーが手拭いを頭に湯船に浸かり瞑想中。
日本人より日本人らしい雰囲気。

ゲレンデに 異国語木霊す 羊蹄山
ニセコは外国人で溢れている。
年を追うごとに増えてゆく感じで今年は長野県白馬にも進出しているそうだ。
外国人相手のペンションやスキースクールも盛んだ。
ここのスキーヤーの40%が外国人。
多いのはオーストラリア人 韓国・ホンコン・スイスの人も居る。
スイス人夫妻はインストラクターかな。
皆んな長期滞在型で10日から2週間。
外国では珍しいウオシュッレトトイレも彼らには至って好評。
日本化が進んでいる。
ホテル内は外国人が多い為 至る所外国語の表示があり
米軍キャンプ内の様な雰囲気だ。

我がスキー 転ばぬスキー 老人スキー
転ぶと怪我の恐れもあるし
また起き上がるのには相当のエネルギーが必要。
スピードを殺し後方からのスキーヤーに注意。



月光仮面のようなミスターマスダ。
もう長い間スキーコスチュームは変わっていない。

寿老人 我れらベテラン スキーヤー 
我ら4人で合計280歳を越える。
スキー場で一番の年寄り集団。





 

古希過ぎて 今年も 最後と スキー行き
今年で最後のスキー行きになるのかなと思いつつ毎年ニセコへ行く。
何時までも4人揃ってスキーを愉しみたい。

歳重ね スキーの技量も 雪次第
その昔は4人で妙高へ行っていたが良い雪質を求めニセコへ。
ニセコでは2級ほど腕が上がった感じだ。

帰途バスで立ち寄った「道の駅」で例の「白い恋人」を陶芸教室の土産にゲット。
変な人気が有るらしく売り切れの店が多い。
新千歳空港に着いたら周りは日本人ばっかり
日本に帰って来た様な感じだ。
日本人らしく「タラバ蟹」を買う。

飛行機はANA 行きも帰りも時分時なのに軽食も出ない。
経営合理化なのだろう。
夜11時帰宅。

「歳を取ると疲れは後からやって来る」と云う。
これから2・3日は静養しよう。