隣にある別の株に実が付いています。いくつかの個体があるようでしたから見て回ったのですが、雄花(雄株)を見つけられません。そうするとこの実はしいなかもしれませんね。それとも雄株の雄花は早々に散って見えなくなってしまったのでしょうか。
ウツボカズラの花が咲いていました。よく見ると雌しべばかりで、これは雌花。そうすると、ウツボカズラは雌雄異種ということになります。栽培したことはないのであまり深い知識はありません。こんな花が咲くんですね。
植物が見せる変化としては最大級の一つがこの捕虫葉。多くは昆虫に食べられる側にある植物がウツボカズラなど食虫植物といわれる一群はその逆ですからね。栄養の乏しい湿地などで窒素源を得るのに昆虫を捕まえて消化吸収するものと説明されています。とはいっても、どういう過程で変化してきたのかを思い巡らすとその謎は深まるばかりです。