森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

コガモ

2010年02月06日 | 自然観察日記
 昨年からNPO法人越の里山倶楽部のFさんから鳥のことを教えていただいて大変ありがたく思っています。森林インストラクターとして一番弱い分野を補強することができます。そんなこともあって鳥に注目する機会も増えました。池の水面にくつろいでいるつがいはコバモ。名前の通り20cm程度の小さなカモ。水鳥は沢山の個体が群れていることが多いもの。沢山いるのだから少しぐらい近づいてもと思うのですが、ある「距離」になると必ず引いていきます。仕方なく望遠での写真となるのですが画像は落ちますね。
 それにしても動物が持つこの「距離」というのがまた面白いテーマで、意識して観察するとまだ見えていないものが見えてくるような気がします。