森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

イイギリ

2010年02月05日 | 自然観察日記
 「ナンテンギリ」と名札が付いているこの赤い見事な実物に目が留まりました。こじんまりした鉢には葉がなく房状の実だけが強烈な印象を与えています。しかし残念ながら私の辞書にはこの「ナンテンギリ」なるものが書き込まれてありません。まだまだ未知のものが多いなぁと反省したものです。
 後で調べてイイギリの別名であることがわかりました。イイギリは西日本などに生育する高木で、かつて葉の時期のものには出会ったことはあります。しかし、この赤い房状の実を間近で見たのは初めて。
 庭木や公園木にも利用するとありましたから、ふと思い出したことがあります。3年ほど前に宇都宮の街中を車で走っていたときに、とある家の庭から色あせた赤い実が付いていた木が壁越しに覗いていました。高木でもあり梅の盛りを過ぎた頃でしたから「何だろう?」とそのままにしておきましたが、ひょっとしてこのイイギリ(別名ナンテンギり)だったのかもしれません。宇都宮辺りにもあるのでしょうか。越後で見たことはありません。