タネツケバナ属の種は近年研究されて細かく分類されていて同定するのが難しくなっています。オオケタネツケバナという日本海側に見られる種があり時に毛がない個体もあると記載もあるのですが、無毛の本種はオオバタネツケバナガ最も適していると考えました。必ずしも亜高山など標高の高いところの種ではなく里山などの低山にも見られます。
頂小葉が極端に大きくなる波状複葉です。切れ込みはあるときは緩い波状になっています。毛は基本的にはありませんが時にはある個体も存在するそうです。食べると結構おいしく渓流釣りなどに出かけたときに昼ご飯時にむしってサラダ代わりに食べた記憶があります。