白馬の八方尾根にも足を運んでみました。天候の具合や時間的に黒菱平までゴンドラなどで登り小さな湿原である鎌池の周辺を散策してみました。麓は晴れていましたが高度を上げるにつれガスに覆われるという日で雄大な山岳の景観を見ることができませんでした。何度も白馬には足を運んでいるものの晴れる日の確率はあまり高くありません。
黒菱平にはリフト乗り場などの建物がいくつかあり、車の出入りもあり幾分荒れた場所になっています。その車道脇などの植生が高山帯であるがゆえに平地では見られない植物が出てきて興味深い場所になっています。
アズマギクがみられました。山地や海岸の荒れ地や草原に見られるキク科多年草です。ミヤマアズマギクはアズマギクの高山形とされ幾分小型で花の中心部が黄色で周囲が紫色を帯びるとされています。