アザミの仲間はとても多く最近は研究も進み非常に多くの名前が飛び交っています。分布がかなり局所的な種も多くあるのですが、ノアザミは比較的広い分布をしていてアザミを理解する上で基本種になると考えています。明日はもう一種のアザミを取り上げます。
小田代ヶ原への木道歩き。ポツンと一株だけマルバダケブキがありました。かつてはもっと自生株が沢山あったであろう戦場ヶ原です。かなり乾燥化が進んでいるという話は以前から聞きます。また、植林したカラマツやミズナラなどの雑木が生育してきて林床はミヤコザサ発達してきています。マルバダケブキの生育環境が大きく変わってしまったのでしょう。これもある意味仕方のない現象なのでしょうか。