山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

SAの夕飯とベーゴマと

2010-11-10 18:14:46 | できごと・事件
 久しぶりに温泉なるものに付き合うことになった。
 山梨の増富ラジウム温泉へ。
 和宮様がお気に入りの温泉だからである。
 広葉樹が多く紅葉を充分楽しめる場所でもある。
 瑞垣(ミズガキ)山という岩石むき出しの異様な風景も気に入って、そこに住みつく予定だった。
 しかし、清里に近いこともあって、物件の価格も高く、またどこも土地が狭いのが難点だった。

 そして中央高速の双葉SAで夕飯をとったのだが、それがひさしぶりにまずいのだ。
 二人が注文した中華丼も麻婆豆腐もことごとくきつい調味料でごまかしてある。
 ここ数年のSAでの味の進歩に感心していたのに、一気に昔の学生食堂の味を思い出した。
 味への心配りがない。儲け優先が垣間見える。宣伝やシステムの功利性だけが売りである。
 味気ない思いが支配したまま高速をのぼる。

 近くのコンビニでベーゴマを買った。
 風前のともし火であるベーゴマ生産と文化を必死に支援し守っている店長が熱い。
 月末に近隣の親子を集めてベーゴマ大会を主催するのだという。
 コンビニの効率性に媚びず地域とベーゴマロマンにかける、その心意気がすばらしい。
 

 経営する側のこだわりとか熱い思いというのが人を動かすのだ。
 それは地域づくりでも同じだなー、と痛感した日だった。
コメント (3)
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