遅霜と東京のチーちゃんと

　一昨日の遅霜は、ジャガイモの若芽を萎縮させてしまった。
　すべての畝のジャガイモがやられた。
　知りあいの茶園主はその茶園の一斉の惨状に息を呑んだ。
　一夜にして若葉を殲滅させる自然の脅威。

　　
　丈夫なフキの葉でさえも枯らしてしまう猛威だった。
　現状につい保守的になってしまう心情のあやうさ。
　それを嘲笑うかのような仕打ちだ。

　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　そんなとき、東京からチーちゃんが日帰りで来た。
　焚き火でズリダシを一緒に食らう。
　そして、息絶え絶えの畑の補修作業をやってもらう。
　チーちゃんはさすがてきぱき作業をクリアしていく。

　　
　懸案だった農作業倉庫の棚を運搬し、倉庫内も整理してくれた。
　これで農作業もスムーズとなる。
　相手の意図をくみとって効率的な作業を用意するチーちゃんの動きに感心する。
　
　遅霜被害で意気消沈気味だったわれわれをしゃきっとさせてくれたチーちゃんに感謝。
　東京にも素敵な「農ガール」がいる。