山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「ジャケツイバラ捜索隊」第1報

2013-05-08 22:37:42 | 植物
 大型連休が終わると今年もすぐさま「ジャケツイバラ捜索隊」が結成される。
 隊長は和宮様、隊員はオイラ、の計2名の陣容である。
 われわれが春野で初めて発見したジャケツイバラの現場に急行した。

  
 そこは残念ながら伐採されていて、花はない。
 それでも、1mあまりの幹は健在で、根元からは4mほどの細い枝が伸びていた。
 もちろん、人間をも捕捉してしまう刺だらけのツルも伸ばしていた。

       
 気をとりなおして役所近くの第2現場に期待を向ける。
 見事、期待に応えて黄色の花を咲かしている。
 今年初めての出会いとなった。
 嫌われ者の誇りがそこに輝く。

              
 そこから100m近くの崖の上の第3現場でも花を発見。
 しかも、莢が残っている。
 ということは種が落ちているはず。
 スイカの種くらいの大きさの種を路上で発見。
 このままでは死を待つのみだ。

                    
 車を止めて種を拾う。
 怪しいおとな2名が路上でしゃがみこむ。
 30粒弱を拾う。

          
 そのついでに、グリンピースほどの黒い種も発見してしまう。
 茶の実かとも思ったが、色が黒い。
 ムクロジの黒い実に似ている。
 その正体がわからない。
 「捜索隊」の任務はますます拡大していく。
 
 その後、天竜区の国道から数箇所発見したが、去年目撃した場所のいくつかがまだ開花していないようだ。
 「捜索隊」は今月末まで活動を継続する。
 現在、捜索隊員を募集中である。
    
 
コメント
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