山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

シロシタホタルガと錦織くん!??

2013-05-10 19:18:14 | 生き物
 テニスの錦織さんが元世界王者フェデラーに勝ったというのが、きょうのトップニュースだった。
 わが家ではきれいなイモムシを発見したというのがトップニュースだ。
 この二つのニュースがなんとつながるのだ。

 
 きれいなイモムシの第一発見者はやはり和宮様だった。
 何とか調べてみたら、「シロシタホタルガ」の幼虫だった。
 デザインが素敵なので「草間弥生」顔負けのイモムシだが、この幼虫に触れるとかぶれるそうだ。

       
 そういえば、ときどき目撃するホタルガ(画像は「日本産蛾類図鑑」より)だった。
 というのも、わけがある。
 幼虫の食樹がわが家にあったのだ。

             
 それが、「クロミノニシゴリ」(ハイノキ科)だった。
 いままで元気なウツギだと思ってばりばり剪定していた。
 花も似ている。
 偶然わが家に3本あり、けっこう、珍しい木であるのもわかった。

                         
 そうそう、この木を漢字で書くと「黒実錦織木」というのだ。
 「錦織」とは、「サワフタギ」のことで、瑠璃色の実が美しい。
 大木にはならないが、森の中ではこの瑠璃色が目立つ。

 ホタルガの食樹は、サカキ・ヒサカキだそうだ。
 また、ホタルガの翅の白帯は,止まったときV字型だが、「シロシタホタルガ」はほぼ一直線になるらしい(白帯の位置もやや上側)。
 ルーチンワークになりがちな作業が続く日々、こういう刺激が農的生活に弾みをつける。

 
コメント
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