山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ツノトンボのカップル発見

2014-08-19 22:57:08 | 生き物
和宮様が叫んだ。
 「トンボらしきものが飛んでおるぞえ」
 夜だというのに「夜遊び好きなトンボだなー」と拿捕する。
 しかし、ゆっくりな飛び方といい、触覚のヒゲが異常に長い。

                       
 調べてみたら、「ツノトンボ」であることがわかった。
 背中が黄色く、腹部がやや膨らんでいるのがメス。
 それにしても、ヒゲの先端が丸くなっているのがユニークだ。

        
 翌日の朝、またまた和宮様がツノトンボのオスを玄関外で発見。
 オスの背中は褐色だった。
 しかも尾の先端に付属物がある。

                    
 翅の模様もトンボの翅とは違う。
 翅の上側にはまっすぐなラインが入っているところだ。
 草原が開発で少なくなり、いまや個体数が激減していて、県によっては「要保護生物」に指定している所もあるようだ。

 オスがメスを心配して様子を見に来たように思えてならない。

ツクツクホウシの鳴き声を今年初めて聴く。
 ヒグラシがおとなしくなり選手交代の山里風趣である。
 キャストが豊富な訪問者に田舎暮らしの醍醐味を感じる。

 
コメント
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