山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

鬼瓦を塗ってみる

2016-12-02 21:16:03 | アート・文化
 プルシアンブルーのような「ベロ藍」が天を覆う。
 やっと秋空が続いた。
 屋根を見ると雨露もなかったので、急遽屋根のてっぺんだけをペンキ塗りしてみる。
 水の文字マークが中央にあり、火災防止の願いがこもっているよく見る鬼瓦だ。
 鬼瓦のルーツは、シリアのパルミアからシルクロードを通って中国・日本へと伝わったらしい。

                             
 「髭張り雲」型の鬼瓦の「雲」は、天候を表し、自然災害の被害防止の願いがあるらしい。
 中央の家紋は「丸に剣・カタバミ」。剣は武士出身を表示しているという。
 鬼瓦は棟の端から入り込みやすい雨水防止の意味と飾り・魔よけの意味がある。
 家紋と同じく、お寺に多い豊富な鬼瓦の種類に日本人の技術力・美的センスに驚く。
 鬼瓦と棟を塗っただけなのに、ペンキの量はかなり使った。
 
コメント
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