台風24号はあっという間に通り過ぎた。雨量も風力も思ったほど多くなかったのでトウモロコシやエゴマが倒れたくらいの被害ですんだ。裏の畑の道には水たまりができた。また大規模停電が浜松市内で7・8割を占め70万戸に影響が出て復旧が遅れているがが、わが家は明け方にはなんとか復旧できた。
北海道がそうだったようにエネルギーは地域ごとに分散できるようなシステムが必要であることを改めて思う。公的企業を中心とする効率と高収益ばかりの体質はこういうときに弱さを露呈する。
茶畑の石垣の隙間からは雨水が湧き水のようにどくどくと流れていた。
台風一過ということで、近くのイチョウの木の下を見に行く。もちろん、ギンナン拾いだ。ギンナンが道路にいつも以上に散乱していてその臭いも立ち込めている。地主も道路の汚れに困っていて大いにギンナン採りを勧めてくれているので、毎年お世話になっている。
さいわい、長女が来訪していたので一緒に拾い集める。とりあえずバケツ3杯分収穫する。さらに、隣の道路が雨水の川ができていたのでギンナンの皮を剥いだり、ゴミをそこで取り除く。
道路に川ができたことでそこで作業ができていつもより効率的に皮を剥ぐことができたのがラッキー!。台風のおかげか?夕飯にはギンナンをさっそくいただく。新鮮でうまい。
金はないけど幸せたっぷりの田舎生活を日本は忘れているぜ。景気浮揚ばかりが経済政策ではない。