山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

そこは隠れ家だった

2018-10-03 19:01:21 | できごと・事件

 最近青空が見えるのは貴重な日となった。度重なる台風の脅威で洗濯を干す場所が喪失しているからでもある。わが家の物干しは畑の中にあるので雨のときは打撃だ。青空が出てきたとき和宮様がうららかに洗濯物を干していたときだった。何者かが至近距離で和宮様をマーク。目が合って和宮様は倒れそうになるくらいの衝撃波があったという。なるほど今から見れば、この風景からその理由がわかる。

         

 竿の先端にアマガエルがこちらの様子を見ているではないか。和宮様はその目と目が合ったのだ。どんな事態があろうとカエルは自分の運命の行末を見通している隠者でもある。数か月前からここに隠遁しているが極めて安全なシェルターを見つけたものだ。

         

 カエルのねぐらは決まっていない気がしていたが、この隠者のごとくカエルがカエル場所があったというささやかな、当たり前の発見がある。自然界に属しながらこうした人工物に適応する生き残り戦略は見上げたものだ。これから寒さが厳しくなるなか、ここなら快適空間かもしれない。おいらはさすがに適応できず掘り炬燵の準備をする。スイッチを入れればいいだけにしておく。

コメント
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