雑草と競合しているわが畑をざっと一巡してみて目立つ「色」と言えば。鮮やかに色ずいている赤トウガラシがまずあげられる。春にいただいた種の袋に「ナンバン(南蛮)」と「トウガラシ」と書いてあったので、品種が違うものと思っていたが同じものであることを恥ずかしながら知る。見事な真紅の赤で鳥獣たちを挑発している。かじってみたがさすがに辛い。氷を口に入れないと我慢できないほどの辛さだった。
畑に近づくとさわやかな匂いが漂ってくる。昨年はうまく生育できなかったが今年は大きく育った「シナモンバジル」だ。花は青というより紫に近い上品な色合いだ。いわゆるバジルは市販されているが、シナモンバジルはなかなか入手できない。ネットでやっと入手したのだ。葉をときどきジュースに入れたりして、隣の野生化したミントと匂いを競っている。
パプリカは赤と黄色を生育していたが今は黄色だけになった。黄色のパプリカは美肌・老化防止に効果があるビタミンが豊富だそうだ。赤パプリカはカプサイシンがあり抗酸化作用が注目されているが、赤・黄両方のよさが含まれている橙色のパプリカを次回は挑戦したい。実が重かったり、台風や強風でいつも枝が折れてしまう被害があったが今回はなんとかこらえられた。