しばらくどこのメーカーだかわからなかったエンブレムだったが、マツダの「ユーノス」であることがわかった。1989年製造販売し、並みいる強豪メーカーの隙間を狙って開発した快心の車だ。その結果、「ユーノス・ロードスター」は2000年、「世界で最も多く生産された二人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスに認定。車全体のデザインのモチーフは日本の伝統にこだわったという。そのせいか、エンブレムは十二単の襟部分を表現しているという。マツダの会社エンブレムMをもじったロゴとも受け取れる。
ちなみに、ユーノス(Eunos)とは、Euがラテン語「喜び」、nosは英語のNumbers「集まり」を表す「喜びのコレクション」という造語らしい。