台風14号は中国や朝鮮に抜けそうだったのに、直角に曲がって勢力を強めて日本列島を襲い始めた。風も強いというので、昨日あわてて台所の窓にベニヤを打ちつける。ベニヤを打ちつける前にツタ植物が繁茂していたのでそれを駆除するのに時間を食う。しかし、午前中の雨も止み温帯低気圧になったとのことで午後には雨もほぼ止んでいった。そのため、夕方にはベニヤを外すことになる。強風でなくてホッとする。なにしろ、割れたガラス窓はガムテープで止めてあるだけだし。
ところが、突然停電があった。場所は近くの限定した地区だったらしい。原因はわからないが山里なのできっと倒木で電線をひっかけたのに違いない。とりあえず、身近にあった懐中電灯やローソクで灯りを確保する。1時間半ほど経っただろうかまもなく復旧したので、あらためて電気のありがたさを実感する。こうしたハプニングがあるのが山里の醍醐味だが、竜巻を発生させている台風14号はわが村に大きな災害を起こさなかったことを良しとするしかない。