山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

抜根した茶樹を活かす

2021-09-10 21:50:03 | 農作業・野菜

 茶畑をバタフライガーデンにしようと茶樹を抜根している。今現在は三分の二まで抜根したが、抜根した茶樹が山のように積んである。その枯れた茶樹を畑に利用しようというわけだ。ゆくゆくは肥料になっていくはずだ。しかし、その抜根した茶樹を取り出すのはけっこう大変だ。

   

 茶樹の根っこが絡まって取り出すのが意外に難航している。引っ張り出すのに力もいるけど、力ずくではできない。まるでパズルのように考えないと取り出せない。数日かかってやっと5メートルほど切り拓く。最初の頃は、茶樹が若くて取り出すのが難しかったが、最近は茶樹が枯れてきたり、雨で柔らかくなってきたので作業はずいぶんやり易くなってきた。

   

 イノシシが侵入したオクラの畝の周りに茶樹を敷いて防御していたが、やり方が甘くて突破されてしまった。そこでやむを得ず柵のネットをめぐらして防御することにする。十年前はこんなことはやらずに安心して畑を伸び伸びとやっていたのに。

   

 そして、茶樹を柵の内側に配置してイノシシの突破を防ごうというのだ。イノシシが本気になったらこんなものは役に立たないのは十分承知しているが、今までやってみるとある程度の抑止力にはなっているのは確かなようである。枯れた茶樹がこんなところで役に立つとは考えもしなかった。茶樹が早く分解して肥料になってほしいというのが本音だけど。都会ではコロナ狂騒曲でおろおろしているけど、山里ではあまりそういうことより害獣のことのほうが喫緊の課題なのだ。だから茶樹をせっせと運ぶしかない日々がリアルといえる。

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