5~6年前だろうか、小さな店の駐車場で何気なく撮っておいた車のカラフルなロゴのある車名がわからないでいた。ずっと気にはなっていたがやっとそれが「ニッサン・ルネッサ」であることが判明した。赤・青・緑のカラーで言えば、イタリアの「アルファロメオ」のロゴが斬新だった。しかし、いろいろ探してみたが外車にはなかった。
ロゴの「R」は、二重にダブっているように見えた。その「R」とは、「Run」「Recreation」「Relax」の三つの意味がある。趣旨はファミリーカーの親しみのある乗り心地のようだった。販売期間は1997 ~2001年で、一代限りのレアな車種となった。ただし、その開発は後の「リーフ」誕生のきっかけとなった。その後、ルネッサのこのロゴとは一度も会っていない。デザインはシンプルながら色彩豊かなお気に入りの一つだ。
もう一つのレアなエンブレムは、トヨタの「カムリ」だった。1980年に「セリカ・カムリ」として発表し、1983年からは「カムリ」ブランドでカローラと並ぶ屋台骨となった。というのも、2002年~2017年の北米連続販売数N0.1を記録している世界戦略車だからだ。このエンブレムも初期だけしかないようでなかなか会うことはできない。
カムリは、ロゴのとおり「CAMRY」の「C」と「冠」のイメージ。冠の下には二本の棒があるが、二代目か。初代は一本なのかもしれない。