先日、国道の法面作業でレンギョウの整枝を行ったところ、大量の枝が出てきたので一部を挿し木にすることにした。レンギョウの枝はぐんぐん伸びてその先端が土に触れると、そこから根が出てきてしまうくらい生命力が強い。国道沿いにきれいに植栽されたレンギョウはおとなしいが、オイラたちが植えたレンギョウはのたうち回るくらい不揃いだ。その違いがいまだ分からない。つまり、われわれはほったらかし園芸というものかもしれない。
レンギョウに続き今度は、わが家で育ったアジサイとヤエクチナシの挿し木をやってみた。これも、整枝したときに出た枝だが、捨てるのがもったいなくて挿し木にしたってわけだ。先月、育てたアジサイは梅雨の時に畑の隣に移植したものの元気がないのが多い。長雨と灼熱が原因なのだろうか、そうかイノシシに掘り返されてしまったのも大きい。
その意味で、しっかり生育してもらいたいものだ。まずは、葉が出てきたのは第1関門。次は冬越しができるかどうかが第2関門。春には枝を伸ばしてくれるかが第3関門。これらの関門の5つほどクリアすれば移植となる。それまでの生存率は60%くらい。頼みます。