年末に防獣フェンス作りの第3期目を着手した。といっても、フェンスの支柱を打ち込むのが主要な作業だ。ただし、支柱や網をやってしまうと、外周の茶の木の剪定がやりにくくなるのでまずはトリマーで内側だけ軽く剪定をすることにした。支柱打ち込みは茶畑跡だったせいかスムーズに約30本を打ち込む。保有していた支柱はなくなってしまったので、これ幸いと作業を中断する。なーんだー。
第2期作業は昨年の秋に行っている。和宮様のご令嬢と彼があっという間にやってくれたのだった。その丁寧な作業にはびっくりするぐらい網がピーンと張ったフェンスとなった。オイラがやるとどうしても網がたるんでしまう。やっぱり性格が出てしまう。
ポールは太い竹を使用した時もあったが、市販のポールを使うことにする。ご令嬢は指示したわけでもないのに網がたるまないよう支柱のてっぺんを二重にしていた。また、彼はガーデンの出入り口となる所を防霜ファンの柱にピタリと収めてくれた。これだと、縦棒を外すだけで出入りが簡単にできるし、頑丈でもある。さすがだなー。
おかげで、いまだにたるむこともなくピーンとフェンスを守り、ここでの害獣の侵入を食い止めている。ただし、その上側はフェンスがまだないのでシカがときどき遊びに来ているのがわかった。桜の葉や若芽を食べている痕跡があったので、第3期作業が急がれているというわけだ。
茶畑の抜根跡の全体風景は上の画像のとおりだ。手前の山側の第1期作業は山猿さんがほとんどをやってくれている。第2期作業は、赤線のとおりに終了している。害獣フェンスづくりはほぼ半分は終了。白い直線は支柱だけを打ち込んだところ。今年はいよいよ残りの向かい側を完成するのみとなった。牛歩の歩みだが、一歩前を歩くことで希望がほんのり見えてくる。それにしても、寒さがやる気を打ち砕こうとしている。