先日、春野山の村に行ったときに不明だった樹木の名前がわかった。検索の仕方が悪くてなかなかゴールにたどり着けられなかったが、「ナツハゼ」(ツツジ科)だった。夏にハゼノキのような紅葉が見られるというのが名前の由来だが、一部が淡く紅葉していた。
葉は粗毛でざらざらしていた。葉は指紋だとかねがね思っていたがしぼりきれず、迷宮入りになりそうだった。花崗岩の土壌を好むので関東ローム層など関東には自生は少ない。
5mmくらいの実の頂点を見ると、花のマークが刻印されている。ガクの落ちた跡らしいがこれがかわいらしく特徴的だ。熟していると食べられるというジャパンブルーベリーの仲間でもある。