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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

道草山のヤマジノホトトギス

2009-09-20 19:35:00 | 植物
 わが道草山の草刈をしていたところ、暗い林内にポカリと咲くヤマジノホトトギスに出会った。花の中央はまるでイソギンチャクのようにこれでどうだとばかり存在を主張している。ホトトギスのように紫の斑点がどぎつくない。
 汗を拭き拭き山道を歩いていると、このヤマジノホトトギスに出会うとホッとする。そんな日本的な佇まいが魅力的だ。

 アオムシ退治、畑の耕作、栗拾い、草刈で、一日があっという間に過ぎていく。
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栗とイノシシ

2009-09-19 19:52:13 | 農作業・野菜
 うっかりしていたら、わが家の栗が落ちていた。
 和宮が道草山に消えたと思ったら栗を拾ってきたが、イノシシの食べかすも持ってきてくれた。実を余すことなく実にきれいに食べている。見事な食事法だ。スプーンを使わず人間よりうまく食らう。
 そういえば、昨日帰りが夜になってしまって、家に入ろうとしたら「裏山がごそごそして、動物が逃げた気配がした」と和宮が言ったことと符合する。
 少しぐらいの栗ならよろしいが、畑は荒らさないでくれよー。
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お茶をたしなむスイッチョン

2009-09-18 21:51:28 | できごと・事件
 すっかりわが家に居候しているスイッチョンことウマオイは、さすが好奇心が強い。のどが渇いたのか、ひたすら急須を覗いている。
 秋の夜長、虫の声が内外で共鳴している。和宮は「あれー、携帯電話が鳴っているのかしら」と勘違いする始末。
 あの小さな身体でかくも大きな声を発するとは、いのちの存在証明の発露ですね。学ばなくてはなりませんね。
 「自分はなにを発しているのか」と。
 
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秋だなー、すじ雲

2009-09-17 19:44:00 | ポエム
変わらぬ大地は 市場と化し
変わらぬ地球は 氷河を解かし
変わらぬ宇宙は 軍拡に汚され
変わらぬ愛は  かりそめとなり

変わらぬ政治は ようやく庶民が登場し
変わらぬ人間は 解体から脱出しそうだし
変わらぬシステムは 変わるポーズを見せ
かりそめの愛は 予定調和に落ち着き

変わらぬ空だけは 刻一刻 変動法則を貫徹する
すじ雲は 紺碧の秋を駆け巡ることにした 
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スイカができちゃった

2009-09-16 19:09:13 | 農作業・野菜
 試しにスイカの種を撒いたところ、残念ながら小玉スイカとなってしまった。
それでも直径17cmもあり、味は市販のものと遜色ないものだった。水分をこれほどためていることに感心する。
 まだまだ、きめこまかな配慮が不足しているが、経験を積むことで少しは学習効果も出てくることを期待したい。

 きょうも、草刈に追われる。クズなどのツル性植物がやはり手ごわい。草刈機を止めてしまうくらいなのだ。

 本日、鳩山新政権の誕生!政治史上に残るできごと。ある意味では国民の一票による民主主義革命の実現でもある。この壮大な実験が実を結ぶかどうか、これからの動向が見逃せない。
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花がきれいなクズ

2009-09-15 19:40:07 | 植物
 道路沿いに目立つクズの花はもう終盤。花穂が下から上へと咲いていく。花としてもなかなか見応えあるのに、みんなは振り返ってくれない。
 その腹いせか、今では樹木などを覆ってしまう有害植物になってしまったが、昔はツルをロープとして活用するのではびこることも少なく、また、根っこはくず粉として貴重なデンプンを供給する(本葛)など、有用植物だった。
 近くの掛川産の本葛は、良質の葛粉を生産すると聞いている。
 私の子どものころは、葛湯がうれしいおやつだった。また、葉っぱはウサギの飼料としても大いに役に立った。
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おしゃれなアカタテハ

2009-09-13 21:38:00 | 生き物
 秋になるとアカタテハが目立つというが、本当に出会ったのだった。
 ふだんは、同じ黒と橙の目立つツマグロヒョウモンのメスが頻繁に畑のマリーゴールドを確保しているが、それよりやや小振りのアカタテハが訪問するようになった。
 それにしても、中型の割には、美しい女優が傍にいるような華麗さがある。蝶を被写体にするのには時間がかかる。じっとしていない子どものように花や地面のまわりを突っつくように乱舞する。花をめぐって蝶どうしが争奪することもある。人間と同じだなー。

 きょうはお寺のお墓のおそうじに行ったが、帰りに道に迷って帰りが夜になってしまった。合掌。
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草取りできぬ不幸

2009-09-12 19:33:00 | 農作業・野菜
 都会に居るとコンクリートジャングルに囲まれ、土を踏まないで通勤できる。
子どもたちも同じで土を踏まずに学校や自宅を行き来する。 
 地方の過疎に居ると雑草のエネルギーに追われて作業が始まる。
 都会で育つと、雑草のたくましい多様性を知らず、草取りする苦労も知らず、したがって、市場化されたバーチャルな世界に行くように仕組まれる。そこに存在しないとはずされてしまう。同質であることが要求される。
そこに、草取りという小宇宙を体験することで地球のリアリティーを手にしようとするのだ。

 だから、「草取りできる幸せ」を復活することが都会にいのちを吹き込むのだ、とあえて言おう。
 雑草一本一本にも名前があること、その花には昆虫が来ること、生き残り戦略がそれぞれにあること、草取りには汗と希望が必要であること、雑草があることは多様な循環システムがあること、だからこそ、「草取りできる幸せ」を大切にしたいというわけなのだ。
 そんなことを思い描きながら、雑草の海で雑草を燃やすのだった。これも、土壌改良のためです。
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デッカイ石が

2009-09-11 19:29:04 | 農作業・野菜
 ダイコンの種を撒こうとして畝を整地していたら、デッカイ石にぶつかりました。
 長さが50cmはあったでしょうか、ツルハシや鉄の棒で排除しようとしましたがとても動きません。何回かチャレンジしたのですが、断念。
 そこだけダイコンは撒かずにモロヘイヤの苗を植えました。無理はしない方針ですが、ますます両手の腕の慢性痛はとりきれません。
 
 前に勤務していた職場のまとめが出版されることになりました。1年がかりの執筆と編集でした。来週末に刊行予定です。タイトルは『廃校に地域力がはじけるとき』萌文社 2100円 廃校を地域のかたとともににぎわいある施設にしていく過程が描かれています。入手希望のかたは、次のアドレスへ。
 takebei6491@mail.goo.ne.jp
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オオゴキブリ

2009-09-10 20:35:32 | 生き物
 雑草との格闘をやっているとき、大きなゴキブリが出てきました。4cmくらいもある風格あるゴキブリです。動作も緩慢で逃げようともしません。これは普通のゴキブリではないなと思いました。
 それは野外でシロアリみたいに朽木を食べて生活しているオオゴキブリでした。
これは森を豊かにする分解者である益虫なのです。オオゴキブリがいるということは、自然が豊かである証拠でもあるということです。
 「見方を変えなくちゃいけないな」

 ボタンズルに覆われたタラノキの救出作戦を実行しました。小さな20本ほどは救出できましたが、30本ほどは枯れていました。もっと早く手を打っていれば春の山菜を楽しめたのにとため息がでました。花はきれいなのに恐るべしボタンズル!
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