田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

寒空のバーベキュー(2009/1/13)

2009-01-13 23:01:55 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
この3日間、九州は寒波で、毎朝、屋根にはうっすら雪、外に出ると、冷蔵庫の中状態。
昨日は、炬燵に潜り込んで、小説「坂の上の雲」を読んでいましたが、体がなまって、気持が悪い。
今日は、卓球に行く妻の車で、竹田農園まで運んでもらい、畑仕事にたき火で酒盛りでした。

(畑きれいに)

夏、次々となた豆を実らせたなた豆畑、今では、葉も枯れ、支柱がさみしげに立っている。
これを鎌でまきついたつるを、切りながら、取り除く。
枯れた支柱は畑に山積み。
バーベキューの際の焚き火用。
きれいになったなた豆畑には、空き地に山盛りの枯れ草(お隣の土建屋のI氏の差し入れ)を一輪車で何度も運び、畑に30センチの厚さに敷き詰める。
春には、下の方が腐り、立派な堆肥になる算段。
草も生えないし、土は肥えるし、野菜は病気に強く美味いといいことづくめ。

(寒空のバーベキュー)
農園のお隣に住む、江藤正翁(元南海ホークスのエース、86歳)にお昼にいっしょにバーベキューと誘うと、
「寒いので、私の家で酒を飲まないか」と。
私は「外がいい、焚火をすれば温かい」と、言うと、それではと、バーベキューに決まり。
バーベキュー用のまきにと、直径30センチ程の切り株をスコップで掘り返し、鋸で引くこと1時間弱、立派なマキができました。
木も根元、土の下は硬く、切るのに普通の3倍かかる感じ。
この切り株は、乾燥させて、次回使う。
カッポ酒用に、山に行き、大きな真竹を一本切り出す。
これを林まで引きづり、カッポ酒の準備。
枯れた竹に着火すると勢いよく火が付き、寒いのでバーベキューコンロ2台持ち出す。
江藤翁と温まったカッポ酒で乾杯。
「火があると随分温かい」と江藤翁も満足。
時折、綿のような雪が舞い、この雪は林の木の枝が受けとめ、「雪をみながらの日本酒も、なかなかいいもんじゃ」とご機嫌。(焚火とカッポ酒でポカポカをパチリ 冒頭の写真)

(アラカブの骨)
江藤翁と雑談。先日来、アラカブが関門で大漁で、煮つけにして、妻が時々、野菜を取りにきたついでに江藤翁に差し入れ。
これが、とても美味いと。
野良猫が一匹、江藤翁に餌をもらいに毎朝来るが、アラカブの骨をやると、ムシャブリ食う。
猫もアラカブの味が分かるらしい。
この猫、バーベキューの半ばに、匂いに気が付き、急ぎやってきて、もらった鶏の骨をしゃぶりながら、バーベキューコンロの下でヌクヌク。

(ボケないための5個条)
今朝、高知に住む娘夫婦から、初詣のお寺で買ったお菓子を宅急便で。
その中に、このお寺の短冊。
曰く「ボケないための5個条。
1.仲間がいて気持の若い人
2.人の世話をし、感謝の出来る人
3.物をよく読み、よく書く人
4.よく笑い、感動を忘れない人
5.趣味の楽しみを持ち、旅の好きな人」
 この短冊を書いたお坊さん、エライと、思いました。
私の実感としては、ボケる前にやっておくこと5つ、がより真実に近いような。

 炬燵で読書とはまた違った楽しい一日でした。
コメント
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