田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

KRさんの詩③ 揺れている(2009/8/19)

2009-08-20 00:21:11 | Weblog
飲み仲間のM画伯の足立山麓のアトリエで時々みかける詩人のKRさん(品のある若い女性)の詩です。

揺れている

いつの間にか
眠りに着く

温かい母の腕に
抱きとめられて

いつの間にか
涙も枯れる

深い呼吸が
穏やかな気持ちを
連れてくる

母の柔らかい胸元から
耳元に心音が
こだまする

小さな背中を
手のひらで
優しく叩きながら

子守歌は
揺れている


(この詩の著作権はKRさんにあります)
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