田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

汐巻で釣りを楽しむ(2010/6/20)

2010-06-21 00:02:02 | Weblog
田舎生活の好きな皆さん御元気ですか。
名高い漁場の汐巻きに、船釣りに行ってきました。
木工職人のSG氏の釣りグループに釣り人欠員の時のスペアとして入れてもらったもの。

(夜中の3時出発)

夜が明けるのが早くなり出港は朝5時20分。
小倉を夜中の3時に自動車乗りあいで行くことに。
私は運転免許を持たないため、普段は工務店のS氏のお宅に前日から泊まり込むのだが、今日はS氏は欠席。
そのため、小倉駅前のビジネスホテルに泊り、ホテル近くで車に乗せてもらう。
いつも寝ている夜中の3時で寝ぼけ顔。

(2枚潮)
予定通り、粟野の漁港を出港。
段々と明るくなり、太陽が東に雲間から見え隠れ。(冒頭の写真)
小一時間沖を目指して船は走り、今日のポイントに到着。
さすが汐巻、レンコ鯛、マダイ、アラカブの良い型が次々に上がる。
(下は丸々としたイサキを釣りあげたところ)


下はレンコ鯛を釣り上げたところ。

水深は90メートルだが、糸を毎分5メートル程、出してやらないと、底から仕掛けが浮き上がってしまう。
船はパラシュートアンカーで風に対して安定させ、潮に乗って移動するのだが、船長の話では、水面近くの海水だけ動いて、下の海水はじっとしているため、段々海底近くの仕掛けが船から離れていく、しかし糸がついているので、仕掛けが舞い上がるということらしい。
皆さん、海底近くに仕掛けを安定させるために、苦労。
そんなハンデをものともせず、皆さんいい型の魚を次々しとめる。
このグループの皆さん35年程、この港から船釣りを続けているそうで、私はとてもじゃないがかなわない。

(船長の釣った魚)
このグループを乗せてくれる船長、毎回同じ方で、なじみ。
近隣の漁港では、若い漁師さんたちからは、その腕前と人柄で尊敬されているとのこと。
この船長、今日も魚を、操船の合間に沢山釣りあげ、その釣果を全て、釣り人に呉れる。
SG氏はこれを人数分に分けてくじ引きでそれぞれの嬉しいお土産に。下の写真


(35年もよく続いた)
木工職人のSG氏の釣りグループ、月に2度、この船に乗るようになって、35年近くたったとのこと。
コーラル丸のように、家のすぐ近くに港があれば良いが、車で2時間の粟野から乗船の皆さん、よく続いたものと不思議。
帰りの車の中で、この釣りグループの方と雑談。
この方最近は年を取り、白内障に罹り、釣りのペースは落ちたが、元気だったときは8人乗りの自分の車で、西は黒埼、南は苅田町まで夜中の3時、4時に次々ピックアップしたとのこと。
それを30年近く続けたいうのだから、恐れ入る。
SG氏の釣り仲間はこうした方が多く、それが35年たった今も、毎月2度の船釣りを続けれている原動力らしい。
素晴らしい。

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