田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日、今日と徳山市の沖合の大津島に一泊二日の旅でした。
小倉室町のラーメン屋錦龍のI氏と、小倉駅前の焼鳥屋のIY氏に世話好きのS女史の息子さん19歳の4人。
大津島の回天記念館を見てこようとなったもの。
天気よく、鈍行列車でのんびりの旅でした。
(チヌとアサリ)
大津島の港(馬島)に着き、記念館を見学して、港に戻り一休み。
島全体が花崗岩からできており、砂浜は、石英・長石がくだけた真白。
孟宗竹が50本ばかり、規則正しく、港近くの入り江に立ててある。
I氏がこれを見つけて、「これは何じゃ」と。
皆、頭をひねるがさっぱり分からない。
民宿に行く時刻にまだ時間があるので、港の前でサザエ・アムール貝を焼いて食べさせる店があるので、ここに腰をおろす(写真)。
サザエ屋のご主人とすっかりうちとけて、
「あの孟宗竹、何のためにあるのか」と聞くと、
「以前あさりを養殖しようと、稚貝をあそこに撒いた。
竹はそのための道具立て。
しかし、大きなチヌが沢山やってきて、あさりを食べてしまい、失敗。
群れをなしてチヌが泳いでおり、網でも捕まえれそうだったが、味の悪い時期で、あきらめて放置した」とのこと。
魚影の濃い、いい島。
(島の人親切)
ここでサザエ、アムール貝をたらふく食べて、ビールを飲んで腹いっぱいに。
すると軽自動車が止まり、
「竹田さんですか?」と運転の女性。
港から船を使って民宿のある集落(刈尾)まで移動する予定だったが、迎えに来てくれたもの。
4人は乗れないし、すでに船の切符を買っていたので、荷物だけ運んでもらうことに。
すると、それを見ていたサザエ屋のご主人、
「私がみなさんを宿まで車で運んであげよう、切符は払い戻してもらいなさい」と。
切符を売っているのがこのご主人の奥さんで、払い戻ししながら、
「どうせなら、島の裏側の夕陽の沈む光景をみせてあけなさいよ」とご主人に。
おかげで、見事な瀬戸内海に沈む夕日を高台から堪能できました。
島の人、皆さん親切でスレテいない。
(鈍行の旅)
山陽道をJRで移動するときは、いつも新幹線。
しかし、I氏の発案で、鈍行列車は沿線の景色が堪能できていいぞと。
3月も半ば、田んぼや畑は緑の草に覆われ、モモの花があちこちにピンクの彩。
行きは缶ビール3本、帰りは2本、楽しい旅でした。
(回天記念館)
関係者により大切に資料が管理・保存されており、下にご紹介。
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