田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

KRさんの詩① 百日紅(さるすべり)とたわむれ(2009/8/6 )

2009-08-06 23:53:00 | Weblog
先の釣りの後、飲み仲間M画伯の足立山麓のアトリエで、バーベキュー。
ビールで酩酊していると、M画伯が、改まって、「紹介する、この女性は、KRさんといって、素晴らしい詩人。」
品のある若い女性で、私の顔を見て、アウトドア好みと思ったらしく、次の自作の詩を選んで朗読してくれました。
百日紅(さるすべり)も青空も入道雲も竹田農園でいつも見ているのに、こんなに美しかったのかと、驚きました。
その詩です。

さるすべりとたわむれ

夏風に寄り添い
薄紅の花
影重なり
揺られひしめく

沈み込む影から
風が手を離せば
白く棚引く
太陽の輝きは
薄紅の頬を照らす

蝉しぐれは
胸を焦がすほどの
灼熱を掻き立てて
その体温を
冷やすような
青く深く透明な
空に浮かぶ入道雲は
切り取るように白く
それはまるで
孤高とも呼べるほど
悠々とそこにある

通り過ぎてゆく
夏の風よ
君は何処へゆき
幾つの出逢いを
繰り返すの

留まって
居たかった場所と
別れを告げて
たどり着く場所を
知らないの

立ち止まることを
知らない
時間の隙間から
君は夢をみているの

自由という
約束のない旅を



活字で読むより、この若い詩人のKRさんの朗読の方が数倍、感動です。
音声付きのブログを誰かITに強い、若者を捕まえて、スタートさせたいもの。
この詩人、アウトドアの詩をたくさん、携帯電話に保管している様子。
後、3つ詠んでくれました。
順次、ご紹介します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定員オーバー始末記(2009/8/5)

2009-08-05 21:20:24 | 忘れがたい釣りや山
先日の日曜日、定員オーバーでおでん屋のS氏が「私が抜けましょう」と言ってくれて、無事、出港しました。
今日、お詫びに、竹田家自家製味噌、熟成1.5年をタッパーに入れてもらって(妻から)S氏のおでん屋(堺町の大太鼓)に行ってきました。

(私しかいない)
 味噌を渡して、カウンター越しにS氏と雑談。
S氏が抜けてくれたおかげて、無事出港できた。
Thank you と言うと
「他の皆さん、それぞれの友達やら、息子さんと来ていたので、ひとりで来た自分が抜けるのがいいと思った。」とのこと。
この判断を0.1秒の瞬時に行って、実行してしまう、S氏、素晴らしい。
大太鼓がいつ行っても大入り満員の訳がよくわかる。
(エライ)
 このやり取りを横の席で聞いていた、年配の常連と思われる紳士、
「エライ、それができるのは、マスターだけ。」
と。いや、全く。
(大漁で良かった)
 S氏、この紳士に、この日は、皆さん大漁で、良かった。
紳士は不思議そうに、「他の人が釣れたら、ますます、残念でしょうが」
と聞くと、
「自分が抜けて、釣りに行った皆さんが釣れないと、甲斐が無い。
抜けて、たくさん仲間が釣れて、抜けた甲斐があるというもの」
S氏には、当分頭が上がらない。
(元を糺せば)
 このおでん屋のS氏、飲み仲間のマドンナの世話好きのS女史の昔からの知り合い。
 S女史が私をこのおでん屋に連れていってくれて、引き合わせてくれたもの。
 まさか、定員オーバーを予知していたわけではあるまいが、今回も、S女史に危ういところを救ってもらった。

 おでん屋のS氏の雄姿、冒頭に。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久し振りにコーラル丸で釣り(2009/8/2)

2009-08-03 21:33:08 | 笑える話
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。昨日の日曜日、久しぶりのコーラル丸での釣りでした。

(定員オーバー)
 コーラル丸の定員は、船長の川端さん入れて8名。
この日は、釣り希望者多く、いつもの釣り仲間7名参加予定。
私が幹事役。
冒険家のM先生とコーラル丸を係留している小倉港まで着くと、すでに6人の釣り人。6+2は8で、定員オーバー。
計算間違い。
ガーン。
あみだくじで、行けない人を決めようかと思ったが、おでん屋のS氏、私が抜けようと。
「寝てないんでしょう」と私が言うと、「いや、よく寝た」。
今度、我が家の自家製味噌をお詫びにおでん屋の大太鼓まで、持っていくことに。

(マゴチ狙い)
 いつも行く、新日鉄埠頭近くのアジポイントでアジ狙い。
大小取り混ぜ、時には、アラカブも混じってよく釣れる。
次はキス・マゴチ狙いと船長。
彦島沖のキスポイントに。
昨日はここで、キスに混じって、マゴチが3匹別のグループが釣ったとのこと。
仕掛け投入すると、いい型のキスがコンスタントに。
後ろで釣っていた、歴史家のT氏、船長と騒いでいるので、見ると、60センチ程のマゴチをタモですくっているところ。(下に写真)


釣れたキスを食って、針掛かりしたもの。
真夏の今は、マゴチがよく釣れる。
私は急ぎ、マゴチ仕掛けを作り、生けすに泳ぐ小アジを針につけて、投入。
グーと強い引き。タモとM先生に叫んで上がってきた魚を見ると、エソ。(冒頭に写真)
結局、この仕掛けではエソが5匹、グチが2匹で、思い通りにはいかず。
次回に期待。

(耳の話 その1) 
帰りの電車で、自転車の話から、冒険家のM先生の25年前の、自転車事故の話に。
夏休みの補習授業のため、自転車で学校に。
雨で坂道を下ると、四つ角に自動車が侵入。
ぶつかるのでハンドルを切り、藪に突っ込むと、溝があり、転落。
数分気を失っていたようで、ハッと気がつくと、血が。
耳の辺りを切ったらしい。側溝の角で。
耳をこすると、紫色になった、自分の右耳が手に。
千切れてかろうじて血管でブラブラとつながっているだけ。
泥まみれ。
上着を脱ぎ、上半身裸になり、傷口を巻き、学校まで1キロの道に出ると、登校する高校の学生が自転車で通る。
生徒達に声をかけるも、「アハハ」と笑って通り過ぎる。
上半身裸なので、酔っ払いと思ったらしい。
めがねも壊れて、掛けていないのでM先生と分からない。
諦めて、歩いて学校近くまで行くと、同僚の先生が通り、事情を言って、行橋の外科病院に。
千切れた泥のついた耳を水道の水でジャブジャブ洗い、縫合。
「だめかも知れんが」と医者。
その日は、授業に出たのかと聞くと、他に代わりの先生がいなかったので、授業をして帰った。
「アハハ」と笑った生徒達はクラシあげたのかと、聞くと、「溝に落ちたままの自転車を取ってこい」と言ってひんまがった自転車を取りに行かせた。
この話を時々授業の合間にしたら、いままで、女生徒2名が気分が悪くなって保健室に行ったとのこと。

(耳の話 その2)
 私が驚いたり、呆れたりしていると、この耳にはもうひとつ話がある、とM先生。
小学校2年生の時、グリーンピースの豆を鼻の穴に入れて遊んでいた。
ふざけて右耳の穴に入れると出なくなった。父親に言うと叱られると思い、黙っていた。
つまようじで、ほじりだそうとすると、更に奥へ。
風呂に入り水が当たると芽が出るかもと風呂に入るのはいつも1分。
そのまま小学6年までグリーンピースはM先生の耳の中。
いよいよ鼓膜に豆が当たり、ガサゴソするので、親に言うとすぐ、耳鼻科に。
ピンセットでこの豆、あっという間に外に。
看護婦さんたちが皆さん大笑い。
この話を妻や、昨晩釣りの後、M画伯の足立山のアトリエでバーベキューでM画伯にも披露。
皆さん笑う笑う。

(赤い帽子)
 先日、四国の徳島で家族が集まった際、子供から還暦祝いにもらった赤い野球帽、この日から、釣りデビュー。

 黒ラベルの会の飲み会によく顔を見せる、世話好きのS女史、夕方のテレビ朝日のニュースで、生活保護をもらっている方の、就労支援の仕事ぶりが紹介されました。
今日の夕方、冒険家のM先生が我が家に見えて、一緒にビールでテレビ。
7,8分の紹介でS女史凛としてインタビューに応じておりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする