田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

ヤーコンとゴボウ キク科の根(2021/2/8)

2021-02-08 14:36:02 | 新型コロナウイルスの頃
今日もポカポカ陽気で、久しぶりに布団干し。

 最近読んでいる「コロナに殺されないたった一つの方法」(小柳津広志 東大名誉教授 細菌学)を読んでいると、そうなん、と目が開かれることが多い。
 
 ヤーコンはフラクトオリゴ糖がたくさんあり、食べていると風邪やインフルエンザにかからない。
(これは、確かに実感。)

 なぜかというと、フラクトオリゴが体内にはいると、これが大腸迄届いて、善玉菌の酪酸菌が増える。
(善玉菌の代表はビヒィズス菌と思っていたが、授乳期にはこの善玉菌は母乳を飲むことで、オリゴ糖がはいり、ビヒィズス菌が急増するが、離乳食を取る様になると、酪酸菌が増えて、横綱格の善玉菌になるとのことで、目からうろこ)

酪酸菌が増えると、酪酸が増え、免疫細胞のNK細胞が増える。ウィルスに感染すると、このNK細胞とマイクロファジーがウィルスに取りついて、死滅させる。7割前後の人は、完治、ウィスに感染したことも気が付かないか、軽い風邪の症状で終わり。多くは抗体も残らない。感染後7日以上たってもウィルスが死滅しないと、別の免疫細胞がウィルスを攻撃、この時点で抗体が出来たり、健康な細胞まで攻撃することも起こり、最悪の場合、死に至る。一方、ウィルスを攻撃する免疫細胞が暴走して、健康な人の細胞まで破壊するのを防ぐのがTレグ細胞で、この頼もしいTレグ細胞も酪酸菌が増えると増加。

(NK細胞はナチュラルキラー細胞で、人体に3000個/日発生する癌細胞を食べてくれるいいやつと、聞いていた。Tレグ細胞というのがあり、免疫の暴走を防ぐ働きと言うのは、知らなかった。Tレグ細胞の不足で、コロナで免疫暴走が起こり、死に至ると、続く。この本のタイトル、「コロナに殺されないたった一つの方法」は、腸の酪酸菌を増やして、感染初期にNK細胞を増やしていると、感染しても症状が出ないか、軽い風邪の症状で済み、一番確実コロナに勝つ方法であるという、著者の指摘に由来。説得力がある。詳しくは、この本を読んでみることをお勧め。)

フラクトオリゴ糖を一日、10~30gとれば、腸内の酪酸菌の数は、5倍くらいに増える。

(ヤーコンを食べると、お通じか笑えるくらいによくなると、笑いながら話すのをよく耳にするし、私も実感。試しに、我が家で昨日食べたヤーコンスティックの重さをはかると、219g(冒頭)、妻がスーパーで買って冷蔵庫に入れているゴボウの重さは、244g。ヤーコンはフラクトオリゴ糖の含有率、7%とのことで、我が家の3人が口にしたフラクトオリゴ糖は、15g。ゴボウは含有率2%とのことで、このゴボウを料理して食べると、5g。ヤーコン収穫期の今は、我が家では、そこそこフラクトオリゴ糖を取っていて、3人で分けるので、毎日、酪酸菌は2倍になって、まあまあかも。)

↓ごぼう


(ゴボウを料理に使うのは、日本と韓国だけで、日本の方が圧倒的に食べている。
ゴボウ、気に入った。)

フラクトオリゴを含む野菜は、キク科植物の根に大量に含まれる。
ヤーコン、菊芋、ゴボウ。
ネギ属にもフラクトオリゴ糖は含まれる。
ニンニク、玉ねぎ、ネギ等。
毎日これらの野菜をたくさん食べれば、コロナにならない体質になる。

(ヤーコン、菊芋は竹田農園でも力を入れて作っていて、家族もよく食べ、確かに風邪に掛かりにくくなった。玉ねぎ、ネギは血液サラサラ効果があると聞いていて、秋はネギの炭火焼き、初夏は赤玉ネギのサラダが体が温まって、風邪も吹き飛ばす感じ。昨年秋の新聞で、コロナ下免疫力を付けるため、国産のニンニクが良く売れて品薄、価格が二倍になったとの記事を目にしたことも。ニンニクは一昨年、釣り仲間の爺さんから、これ植えたらと、ジャンボニンニクというのを一個もらい、特に調べもせず植えたが、大した収量ではなかったが、これが初めてのニンニク栽培。昨年の秋の始め、苗屋さんにニンニクの植え付け用を売っていたので、一袋、3玉入りを買って、植え方と時期を聞いてその通りに。植え付けは9月下旬、深植え5センチ。順調に育っている。収穫が楽しみ。食べ方は妻が知っているはず。JAの直売所では、ニンニク一玉500円程で売っており、値段高止まり。周りの爺さん、婆さん達にニンニクあげたら、喜ばれるかも。竹田農園では、農薬・化学肥料この40年使っていないので、安全度は高いはず。)




 

 
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ヤーコンの塊茎と塊根はそれぞれ何をしているのか(2021/2/7)

2021-02-07 21:57:38 | 釣り・畑の実験と発見
日曜日、冬とは思えないポカポカ陽気、妻と竹田農園に出かけました。

 残り8株となったヤーコンを2株掘り上げるのが主な目的。
飲み会、バスハイク全て中止で、この時期ヤーコンをヤーコン好きの不良爺さん達に手渡ししていたが、無理なので、何人かに宅急便で送ることにして、その最後の爺さん用。
専用のフォークで芋を折らないように慎重に掘り上げると、食べごろサイズのヤーコンの芋。(冒頭)この芋は、芽が出る塊茎と呼ばれる、春になると発芽する明るいあずき色の芽の集まりかあり、その下に、サツマイモのようなヤーコン芋がある。

 芋の方は、塊根というらしい。
 春に植え付けるのは、上にある塊茎の方で、下の芋は、人間様が食べる。
 ヤーコンは何のために下の芋を10か月もかけて、作るのだろうかと、時々不思議に。
冬を乗り越えて、春に芽吹くために、芋は何の働きもしていない。
 多分こうだろうと推測。
 2年前、埼玉の友人宅に泊めてもらったことがある。
この方は、10年ほど前にヤーコンの塊茎を数個送ってくれて、畑に植えてみたらと勧めてくれた方。
 この方の畑と、隣に住む奥さんの兄上の畑には、ヤーコンが植わっていて、時期は2月の始め。
 奥さんの兄さんの畑からヤーコンを掘って食べようという提案を私がすると、この方、スコップでヤーコンの畑を掘り始める。
 聞けば、ヤーコンを最近は食べてないそうで、この2年間手つかず。
 ヤーコンは出来てないだろうと私が言うも、中ぶりのヤーコンが次々で驚いた。
これから、推測するに、ヤーコンの芋は、塊茎から芽が出始めると、腐って、ヤーコンの養分として土に還っているのでは。
 ヤーコンは南米アンデスの原産で、厳しいやせた土地でも、育つように、翌年の子孫の肥料をせっせと育てて、生き延びているのではないだろうか。
 面白い変わった野菜。

 ヤーコンは明日爺さんに送るのにちょうどいい程度ゲット。


 お昼は、バーベキュー、ビールが美味い。

 午後は、妻は冬の寒さに耐えて、少しずつ伸びているスナップエンドウの畝の草取り。

 私は、リヤカーで休耕田に。
休耕田に秋に積んだ刈草をフォークで運ぶ。
今日から、農道から80メートル程離れた場所に積んだ最後の刈草の山に取り掛かる。
時間がかかるが、私は暇爺さんで、金はないが、時間はいくらでもあると、独り言をいいながら、フォークに刈草を刺して、80メートルを行ったり来たり。

 やっとリヤカー山盛りになった刈草は、畑の空いた畝に積んでおく。


 大根を収穫、今晩の鍋料理に使う。

葉もこの時期、貴重な緑で、妻が糠味噌漬けにする。 
 
 日も傾いてきたので、引き上げる。
帰りの車の中で食べる、焼き芋が美味い。

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小倉室町の丸徳うどんで一人ランチ(2021/2/6)

2021-02-06 22:42:53 | 新型コロナウイルスの頃
毎週土曜日、小倉・戸畑に出かけることが多い。
たいてい、昼食は小倉室町の丸徳うどん。(冒頭)
 飲み仲間のIT氏が、奥さんと40年ほど守ってきた、おいしいうどん屋。

 コロナで、外食が減り、IT氏も苦労されているようだが、ご夫婦のお人柄と、けちけちしないうどんに魅せられた常連のお客が、足しげく通って、活気がある。
 私のような一人ランチか、家族連れが多い。

最近読み始めた、「コロナに殺されないたった一つの方法」(小柳津広志 東大名誉教授 細菌学)を読んでいると、酪酸菌の増加で、免疫力が増し、風邪やコロナにもかからなくなる。腸内の酪酸菌を増やす食品は二つあって、一つはキク科の根、もうひとつはネギ属とのこと。どちらも、フラクトオリゴ糖を含む。キク科の代表はゴボウ、菊芋、ヤーコンとのことで、菊芋、ヤーコンは竹田農園でも作っていて、特にヤーコンは食べてお通じがよくなり、風邪も引かなくなると実感。ゴボウは知らなかったが、どこかでよく食べると思っていたが、丸徳うどんの中に、柔らかい舌触りのごぼう天がたっぷり入っていたと、本を読みながら思い出した。

 今日も丸徳うどんでランチ。
 緊急事態宣言が出て、お客は減りましたかと奥さんに聞くと、周りの会社の人も外にランチにも出なくなって、減りましたよとのこと。それでも私のような一人ランチの常連客がもう一人。
 いつも注文する特製うどん、700円を注文、たっぷりのゴボウに、刻んだネギ、おおフラクトオリゴ糖じゃと、美味しくいただきました。

 野菜の作り方の本を読むと、昔からのことわざ、言い習わしがよく出てくる。一つが、コンの付く野菜は体にいいで、大根、ゴボウ、レンコン、こんにゃくと言うのを読んだことがある。(ごぼうは、方言でゴンボと呼ぶ地域もあるそうで、大阪、コンに仲間入り)もう一つは、トマトの出来ている家に病人はいない。江戸時代の昔から、何度も今回のような疫病に悩まされて、経験律で導き出した結論と見た。そんなこともあって、農園でも作れる大根、トマトは力を入れて、作っている。あと10年もすれば、これにヤーコン、菊芋も加わると思ったり。

 
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胃腸薬のミヤリサン 受験生時代の思い出(2021/2/5)

2021-02-05 10:16:58 | 笑える話
ヤーコンやら、菊芋の効能を説明しているらしい「コロナに殺されないたった一つの方法 酪酸菌がすべて解決する」(小柳津広志 著 腸内細菌学 東大名誉教授)を購入して、パラパラと読んでいると、ハッと気が付く。
 腸内環境を良くする善玉菌はまず、ビフィズス菌で、これは生まれたばかりの乳児が、母乳に含まれるオリゴ糖で腸内に最初に育つ善玉菌。これは年齢が進むとともに減っていって、60歳を超すとほとんど無くなる。生後半年たって、離乳食を始めると、食物繊維を餌に酪酸菌が発生、腸内環境をよくする善玉菌のエースになる云々。
 へー、そうなんだと、認識を新たにして、その先を読むと、酪酸菌=宮入菌とあるではないか。
 
 我が家で常備している胃腸薬は、結婚した当時から「ミヤリサン」という錠剤で、宮入博士というかたが、随分前に発見した胃腸薬で、腸内の善玉菌(宮入菌)を服用する胃腸薬と説明書きに書いてあったはず。あわてて薬箱からミヤリサンを取り出してラベルを読んでみると、確かに酪酸菌(宮入菌)と表示してある。(冒頭)

 私が小学生の頃、60年前は、まだ各家庭には冷蔵庫が無いころで、大人も子供も、食あたりに悩まされる事が多かった。下痢・腹痛にウンウンと寝込んでしまう。捨てるのがもったいないと、前日のカレーやら、米の飯が多分大丈夫と食ったが、大丈夫でないことが年に数回。そのため各家庭に胃腸薬常備。
 私の祖父母の家には、正露丸が定番。
 私が高校生の頃には、気が付くと、このミヤリサンが定番に。
生きた腸内の善玉菌で、それなら副作用も無かろうと、父母が選んだものと推測。

 ミヤリサンには笑える思い出がある。ちょうど大学受験生で、東京の大学を第一志望にして、猛勉強のあと、いざ出発。夜行列車で東京まで、受験の前日に宿に着き、試験会場の下見も。宿は、修学旅行客が多いと思われる和式の旅館で、畳の大部屋に5、6人の相部屋。福島とか、長野から来たという私と同じような田舎者の大学受験生たち。明日の試験に備えて、よく寝ておこうと、床について、寝入っていると、枕元の電気がついて、誰かが私を起こす。眠いのに何じゃと目を開けると、信州から来たと話していた私と同じ年くらいの大人しそうな男が、はにかみながら、眠れないと。なんで俺を起こすのじゃと喧嘩になるところだろうが、当時は、純粋な田舎の少年で、私がもっている唯一の薬のミヤリサンを取り出して、これは胃腸薬だが、腸にある細菌を使ったもので、副作用は無い、睡眠薬でないので、かえつてこちらの方が体調もよくして、よく眠れるだろうなど、半分口から出まかせを言って渡したのでした。くだんの少年も素直な男と見えて、喜んで飲んで自分の布団に引き上げ、私も熟睡、翌日の試験もいいコンディションで臨めたことでした。当時は、うまくごまかせた、嘘も方便、イワシの頭も信心からというのは、こういう事かもと、ボンヤリ思ったり。

 今日読んだ、「コロナに殺されない・・」の詳しい細菌学の本を読むと、酪酸菌(宮入菌)には、ぐっすり眠れて目覚めがいい、という効果があると出ており、緊張で眠れない信州からの受験生の男に渡した胃腸薬は、渡した私は、私を起こした邪魔者を機嫌よく追い払ったつもりが、的を得た処方だったのかもと、まぐれ当たりを、50年たった今になって喜んだり笑えると面白がった次第。

 この信州の男とは、その後交信はないが、頭の良さそうないい感じの方で、元気にされているなら、ビールでもご一緒したいもの。
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農園でひなたぼっこ(2021/2/3)

2021-02-03 21:17:09 | Weblog
天気よし、往きは電車~折り畳み自転車、帰りは迎えに来た妻の車で竹田農園でした。

 今川を自転車で渡っていると、川のよどみで、水鳥がブラブラ。

陽気に誘われて水面に出てきた小魚を狙っているのだろう。

 焚火をしながら、バーベキュー。
日が照ると、ポカポカと暖かく、のんびり日向ぼっこにビール。(冒頭)
ここ数日、食事のたびにナーニナーニと餌をせがんでいた野良猫が姿を見せない。
もっと良い餌場を見つけて、遠征中?

午前中は、健康芋のヤーコンを2株掘り上げる。

明日、小倉に出かけるので、知り合い何人かに届ける予定。
ヤーコン食べると風邪ひかんぞと一言。

 休耕田の刈草もリヤカーで畑まで。

 今日はリヤカー2回分。
最近急ピッチで掘り上げて、地肌むき出しのヤーコンの畝に積んでおく。
3月中旬には、ヤーコンの株を植え付けるので、それまで地力を回復してもらう。

 快晴、日向ぼっこを楽しんだ一日でした。
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梅の花開く(2021/2/2)

2021-02-02 21:42:02 | Weblog
天気よく、妻と竹田農園に遊びに行きました。

 到着、庭の梅の木に赤い花。
明日は立春、もうすぐ春。(冒頭)

妻は、畑のニンニクの草取りと追肥。

ニンニクは今年初めてつくるので、手探り。
見た目、元気に育っている。

 私は、昼食のバーベキューに、薪の準備。
畑のネギ、チンゲン菜、菜花を取ってきて、ホイル焼きに。

ジャガイモのアンデスレッドも炭火焼に。

日差しも暖かく、ビールも美味い。


 午後は、私は休耕田に積み上げた刈草をリヤカーで二度畑に運ぶ。

土むき出しの畝に刈草を積むと、畑の土にご飯をやっている感じ。
土のゴッツアンですの声が聞こえてくるような。

 まだ寒さ厳しく、玉ネギはしばらく伸びもせず縮みもせず。

6月に赤玉ねぎをスライスして酢醤油で食べるのが待ち遠しい。
昨年は肥料やりすぎで、肥料負け、玉が出来ないのが続出だったが、今年はうまくやりたいもの。

 特に刈草運びか力仕事で、いい運動になりました。
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