ここのところ、毎週末は天候が不順。仕事やら何や等で石仏巡りに二週続けて石仏調査に出かけられぬ身にとっては何ともはやと言ったところである。もしこれで、土曜・日曜が秋晴れだったなら悔しい思いをするのだが、そんなこんなで諦めもつくというものである。
そしてこの一週間で、多くの石仏関係の皆様から沢山の資料やら書籍やらお手紙などが届けられてくる。寝床に入ってまで読んでも消化し切れぬ内容の濃い物ばかりで、御礼とご返事が遅れているが、もう少し時間を戴くことにしよう。
それらの幾つかをご紹介すると、
1、東京都あきる野市在住の多田治昭氏から戴いた「群馬県高崎市の庚申石祠」
これは今年の7~8月に4日間高崎市を訪れて(しかもたったの4日間で109箇所を巡ったという驚異的行動力!)、庚申石祠60基を写真と共に纏めた私家本である。こうして改めて見させていただくと、その高崎市にはいかに多くの庚申石祠があるかが良く判る、非常にありがたい報告書である。いつもながらの、多田氏の庚申塔にかける情熱が如何ほどの物かと、ただ呆れかえるばかりでもある。それに比べ、当栃木県にはこのような見るべき庚申石祠の少なさに愕然とする。それでもその庚申石祠の大きさにおいてはいささか自慢できそうなものが佐野市高萩町に、紀年銘が不明なまでもあることに、少しばかり鼻を高くすることが出来そうだ。その写真や細部サイズなどをお送りしようと思う。そして出来れば、11月に当地へ来られる多田氏に現地をご案内したいと思っている。
1、東京都八王子市在住の水野英世氏から戴いたのは「あちこち石仏巡りの記3」
「老いの執念で第三巻をまとめました」とあるように、昨年の同2巻に続く、日本全国石仏巡りを纏めた物である。これは、著者である水野氏が日本全国にある気になる石仏(像容中心)を見たさに訪ねた報告書で、所在地図も丁寧に書き込まれているので、この書を見て訪ねようと思った人には非常にありがたい。ただ惜しむらくは、そこに掲載された石像に関する資料的内容が抜けていることと、何時訪れたのかの年月日が記されていないことである。これは内容的に大きなダメージである。次回には是非とも何年に訪れただけでも記していただきたいと勝手に思っている。
1、千葉県千葉市在住の西岡宣夫氏からは、「一切如來心秘密全身舎利寶篋印陀羅尼經」B版の全文読み下し文が送られてくる。これは、西岡氏だからこそ出来た労作である。私も、この寶篋印陀羅尼經には興味があって調べているが、このような全文読み下し文があることは、私のみならず全国のこの経文に興味を持っている人にとって何よりの宝物となるだろう。
この資料を、個人だけで持っているのは石造物調査者に対して非常にもったいないことであり、早速に日本石仏協会の坂口会長に電話してその功績をたたえると共に今後の宝篋印陀羅尼経塔を調査しようとする人々に公開していただきたく「ぜひ日本の石仏誌に掲載して戴くよう」進言する。とにかく、西岡氏の「一切如來心秘密全身舎利寶篋印陀羅尼經」に対する真摯な研究態度に敬意を表す次第である。
その他、諸々。
そしてこの一週間で、多くの石仏関係の皆様から沢山の資料やら書籍やらお手紙などが届けられてくる。寝床に入ってまで読んでも消化し切れぬ内容の濃い物ばかりで、御礼とご返事が遅れているが、もう少し時間を戴くことにしよう。
それらの幾つかをご紹介すると、
1、東京都あきる野市在住の多田治昭氏から戴いた「群馬県高崎市の庚申石祠」
これは今年の7~8月に4日間高崎市を訪れて(しかもたったの4日間で109箇所を巡ったという驚異的行動力!)、庚申石祠60基を写真と共に纏めた私家本である。こうして改めて見させていただくと、その高崎市にはいかに多くの庚申石祠があるかが良く判る、非常にありがたい報告書である。いつもながらの、多田氏の庚申塔にかける情熱が如何ほどの物かと、ただ呆れかえるばかりでもある。それに比べ、当栃木県にはこのような見るべき庚申石祠の少なさに愕然とする。それでもその庚申石祠の大きさにおいてはいささか自慢できそうなものが佐野市高萩町に、紀年銘が不明なまでもあることに、少しばかり鼻を高くすることが出来そうだ。その写真や細部サイズなどをお送りしようと思う。そして出来れば、11月に当地へ来られる多田氏に現地をご案内したいと思っている。
1、東京都八王子市在住の水野英世氏から戴いたのは「あちこち石仏巡りの記3」
「老いの執念で第三巻をまとめました」とあるように、昨年の同2巻に続く、日本全国石仏巡りを纏めた物である。これは、著者である水野氏が日本全国にある気になる石仏(像容中心)を見たさに訪ねた報告書で、所在地図も丁寧に書き込まれているので、この書を見て訪ねようと思った人には非常にありがたい。ただ惜しむらくは、そこに掲載された石像に関する資料的内容が抜けていることと、何時訪れたのかの年月日が記されていないことである。これは内容的に大きなダメージである。次回には是非とも何年に訪れただけでも記していただきたいと勝手に思っている。
1、千葉県千葉市在住の西岡宣夫氏からは、「一切如來心秘密全身舎利寶篋印陀羅尼經」B版の全文読み下し文が送られてくる。これは、西岡氏だからこそ出来た労作である。私も、この寶篋印陀羅尼經には興味があって調べているが、このような全文読み下し文があることは、私のみならず全国のこの経文に興味を持っている人にとって何よりの宝物となるだろう。
この資料を、個人だけで持っているのは石造物調査者に対して非常にもったいないことであり、早速に日本石仏協会の坂口会長に電話してその功績をたたえると共に今後の宝篋印陀羅尼経塔を調査しようとする人々に公開していただきたく「ぜひ日本の石仏誌に掲載して戴くよう」進言する。とにかく、西岡氏の「一切如來心秘密全身舎利寶篋印陀羅尼經」に対する真摯な研究態度に敬意を表す次第である。
その他、諸々。