今日8月15日は、言わずとも終戦記念日。そして私には何とも嬉しい、旧日光市の江戸前期庚申塔調査の終了(完了)記念日となりました。
というもの、昨日佐野市在住の高橋氏から、日光輪王寺の許可が下りて、三仏堂にある延宝六年銘薬師如来坐像の庚申塔調査が出きるようになったが、明日行きませんか、という願ってもない電話があった。それはその前日に、春日部市の中山氏と電話で話していて、日光の庚申塔調査は三仏堂のを諦めたと話したばかりだったので、最初は信じられないような朗報だった。もちろん、二つ返事で「ぜひ同行!」となる。
そして今日、日光市松原町公民館で9時に待ち合わせしてから、輪王寺社務所へ行って、特別許可の腕章を頂く。
今まで、その薬師如来像は三仏堂内に祀られているものと思っていたが、以外にも戸外のひょうたん池の敷地内に祀られていた。そこは、かつて「釘念仏」調査で訪れたところだったのである。従って、そこに石仏があるのは知っていたが、まさかその中の一体が庚申薬師像だったとは…。
まずは、調査の為にご迷惑をかけますと敬ってから、覆屋の中に納まっているのをこの時ばかりと馬鹿力を発揮して表にご出座願う。赤い前掛けに頭巾をはずせば、間違いなく藥壺を手にする薬師様。綺麗に埃を落としてから、まずは裏面の石文を手拓する。手拓ついでに、輪王寺さんにも提出用の拓本も取る。そしてあとはお決まりの撮影会となり、無駄になるのを承知でめったやたらに写真を撮る。何しろ、ここへは二度と入れないのだから、こちらも必死である。そんなこんなで、全ての調査が終わったのは11時過ぎ。せっかく許可を得て、まず普通では入れない地域にいるのだからと、同地にある「釘念仏」塔の石文も手拓してから退出。
これで、念願の三仏堂の庚申塔調査も完了となる。この嬉しい気持ち、庚申塔に並々ならぬ興味をお持ちの方なら理解して頂けるでしょう。何しろ、高橋氏のおかげで外部の人間は入れない特別地区にある薬師様を自由に調べ、挙げ句の果てに拓本まで取れたのですから。明日にでも、その画像紹介をHPの方でしたいと思います。当然の事ながら、今まで報告されていた石文とは少なからず異なる所があります。やはり、すべからず実物を自分の目で確かめないといけません!、ということを今回も実感しました。
そして何よりもその成果の立て役者は、金物研究では第一人者の高橋氏あってのものと深く深く感謝する次第です。そして特別の許可を下さいました輪王寺の方々に厚く御礼申し上げます。そう言えば、調査中は夢中になっていて、今日の暑さを忘れていました。下界へ降りてきて、現実の猛暑を味わったが、何しろ今日は大満足!、バンバンザイである。
というもの、昨日佐野市在住の高橋氏から、日光輪王寺の許可が下りて、三仏堂にある延宝六年銘薬師如来坐像の庚申塔調査が出きるようになったが、明日行きませんか、という願ってもない電話があった。それはその前日に、春日部市の中山氏と電話で話していて、日光の庚申塔調査は三仏堂のを諦めたと話したばかりだったので、最初は信じられないような朗報だった。もちろん、二つ返事で「ぜひ同行!」となる。
そして今日、日光市松原町公民館で9時に待ち合わせしてから、輪王寺社務所へ行って、特別許可の腕章を頂く。
今まで、その薬師如来像は三仏堂内に祀られているものと思っていたが、以外にも戸外のひょうたん池の敷地内に祀られていた。そこは、かつて「釘念仏」調査で訪れたところだったのである。従って、そこに石仏があるのは知っていたが、まさかその中の一体が庚申薬師像だったとは…。
まずは、調査の為にご迷惑をかけますと敬ってから、覆屋の中に納まっているのをこの時ばかりと馬鹿力を発揮して表にご出座願う。赤い前掛けに頭巾をはずせば、間違いなく藥壺を手にする薬師様。綺麗に埃を落としてから、まずは裏面の石文を手拓する。手拓ついでに、輪王寺さんにも提出用の拓本も取る。そしてあとはお決まりの撮影会となり、無駄になるのを承知でめったやたらに写真を撮る。何しろ、ここへは二度と入れないのだから、こちらも必死である。そんなこんなで、全ての調査が終わったのは11時過ぎ。せっかく許可を得て、まず普通では入れない地域にいるのだからと、同地にある「釘念仏」塔の石文も手拓してから退出。
これで、念願の三仏堂の庚申塔調査も完了となる。この嬉しい気持ち、庚申塔に並々ならぬ興味をお持ちの方なら理解して頂けるでしょう。何しろ、高橋氏のおかげで外部の人間は入れない特別地区にある薬師様を自由に調べ、挙げ句の果てに拓本まで取れたのですから。明日にでも、その画像紹介をHPの方でしたいと思います。当然の事ながら、今まで報告されていた石文とは少なからず異なる所があります。やはり、すべからず実物を自分の目で確かめないといけません!、ということを今回も実感しました。
そして何よりもその成果の立て役者は、金物研究では第一人者の高橋氏あってのものと深く深く感謝する次第です。そして特別の許可を下さいました輪王寺の方々に厚く御礼申し上げます。そう言えば、調査中は夢中になっていて、今日の暑さを忘れていました。下界へ降りてきて、現実の猛暑を味わったが、何しろ今日は大満足!、バンバンザイである。