今回で、足利市大前町の庚申山の碑塔調査が終了しました総調査数は161基となりました。その中の純粋なる庚申信仰塔は、155基でした。ついでに、その近くにある薬師堂も訪れ、そこにある碑塔7基も調査して最終的に終了したのは午後1時半でした。それからのんびり昼食として、30分ほど休憩しました。
その時点でまだ帰宅するには少し早いので、昨年に佐野市の高橋久敬氏にご教示いただいていた、足利市通7丁目の福厳寺さん管理の観音堂へ登り、山道沿いにある庚申塔群を覗いてきました。ここにもたくさんの庚申塔があり、今回はその様子を偵察として訪れたのだが、それでも千庚申塔や「可能恵申」等と記されている庚申塔を10基ばかり調べ、午後も3時半となったのを潮時と下山し、帰宅しました。ここの観音堂庚申塔群調査、一人で行うには少しばかりむなしさが伴うので、やはり佐野市在住の山口氏に、その時はご協力をお願いしようかと思っています。山口さん、その時はよろしくお願いいたします。
それにしても、やはり150基を超える碑塔の調査には3回も通わなければなりませんでした。そして、拓本も欲しかったのですが、それらは機会を見つけ、もう少し暖かくなってから再度訪れることにいたします。
掲載しました写真は、そんな庚申山の中段に並んでいる風景です。
さて、今回で足利市は一応の終了として、次回からは、栃木県内のゲリラ的放浪として各地を適当に訪ねようと思っています。