今回も、栃木県栃木市都賀町の石仏巡りに出かけました。天候は、今にも雨が降りそうでしたが何とか一日もちました。おかげで、普段なら逆光で写真が撮れない碑塔までバッチリでした。それにしても記憶と言うのはデタラメで、ここは調べていないだろうと言う碑塔が帰宅してみたら過去に調査済みという箇所が三ヶ所もあり、苦笑せざるを得ませんでした。まあ、それでもその中から前回見落としていた碑塔を数基確認出来たのでそれなりの成果はありましたが…。その一方で、地元の方に教えてもらった神社(名前ばかりの小社ですが)に何としても行き着けず、また戻って地元の方に聞きなおしたりと苦労して探せば、そこに石尊大権現と庚申塔があり、何とか苦労した甲斐がありました。それからも一日中、あちこちさ迷い歩いてまだ見ぬ碑塔探しをしましたが、思うような成果にはならずしまいでした。過去にその70パーセントを調査している地域なので仕方ないかと思いつつも、少なからずガッカリです。そんな途中で、この近くへ来た時には必ずといってよいほど立ち寄る、原宿地区の磐裂神社で、ここへ掲載した碑塔を飽きずに見てきました。特に、青面金剛像容塔は都賀町で最も好きな庚申塔なので、またしても写真を撮ってしまいました。
さて、都賀町の石造物調査もあと1日入れば大方は終了です。85パーセント以上の碑塔実見となります。出来る限り90%にしようとは思っているのですが、どうなることやらです。
そんな訳で、次回も懲りずに都賀町の石仏巡りとするつもりです。