11日の震災に遭われました方々に心からお見舞い申し上げます。幸いにも、災害から逃れられた自分達としては、義捐金や節電、生活の更なる見直し等、自分に出来ることは最大限実行中です。文字でのお見舞いなどは、空ろに聞こえることは百も承知ですが、それでも今伝えられる言葉はこれしかありません。とにかく、被災されました皆様の心情を自分達も出来るだけ自分の身に置き換えて心を痛めています。「私は、今生きている」ことを実感しまして、最小限でしょうがその「生きている、生かされたこと」に何ならかの意義を見出してください。そして、本当に小さいかも知れませんが、「生きている」事を大切にしてください。「生きていれば、いつか良いことがある」のことわざにありますよう、困ったことがありましたら、些細なことでもぜひご連絡ください。私たちだけで出来ないことは、みんなで助け合いたいと思っています。
さて、当地宇都宮市でも今度ばかりの地震には驚愕しました。幸いにも、私たちの身の回りには被害が及びませんでした。しかし、私の趣味としている野に置かれた「石造物」が心配になり、昨日13日の日曜日は自宅周辺の石仏やら神社を訪ねて来ました。その訪れた多くの神社では、石灯篭に石祠を中心にして倒壊しており、あらためてその振動の大きかったことを認識しました。中には、先週見たばかりの狛犬が90度回転しているのもありました。また、2メートルを越えるような大きな記念碑等も完全に倒壊している姿に接しました。
最初に掲載した写真は、その中の灯篭が完全に倒壊した姿です。こうした物を見ると、これからの石仏巡りで幾つもの倒壊姿を見ることになるのでしょう。特に、高い台座の上に乗っている石造物の被害は大きいものがあります。狛犬なども、本体は大丈夫でもその台座は大きく崩れています。そんな、この大事の時に石仏巡りをしていると叱られそうですが、そんな心配をする者は少ないことでしょうから、お許しください。