石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2011年5月21日、宇都宮市街地の石仏巡り

2011年05月24日 | Weblog
 今回も、宇都宮の碑(いしぶみ)調査でした。しかも、午前中に1基と午後に1基だけで一日が終わってしまいました。本当に、碑(いしぶみ)調査の時間がかかるのには参っています。特に手拓をするとなると、その水洗いから始まる一連の作業で、最後に墨入れするときだけは用紙が乾かぬうちにと焦りまくる作業。本当に、俺は何をしているのだッ!と、自問自答ばかりしているこの頃です。それでもこの二ヶ月で、約30基程の数を調査することが出来ました。毎夜、その校正に追われていますが、見るたびにどこかしか訂正が生じてくる有様に、こちらも食傷気味です。
 そして気がつけば、いつのまにか五年程前から始めた2000年以前の調査した碑塔の再調査が進んで、その栃木県内石造物調査数が再び20,000基を超えていました。最初に20,000基の栃木県内石造物の調査が終えたのは、今から6~7年前。そして今、新たな再調査によってその数に再び復帰した。これからも地道に、1基ずつの石造物調査に向かって再出発の気分です。その最終目的は、やはり25,000基でしょうか。新たな5,000基もの石造物をどう見つけて調査するか、非常に悩ましい問題だが、まあここまで来たからには焦らずに進んで行きましょう。
 それにしても、私にとって記念となる20,000基目の石造物調査は、自宅庭先にある庚申塔にしようと前々から決めていただけに、知らぬ間にその数に達していたことを知り愕然としている。仕方が無いのでその庚申塔、今度は22,222基目の調査対象にしようとしている。
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