今年の夏の課題として残っていた、「栃木県の石幢調査報告書」がようやく昨日製本が終わり完成しました。いつしか、調査開始から20年が経ってしまいました。その間に栃木県内全域で調査した石幢の総数は305基。それが多いか少ないかは別にしても、どこにあるかも分からない石幢を探し回った結果なので、自分的にはまあま満足ですし、多分この石幢に関しては私以後に調査しようと考える人さえ現れないでしょうから、その意味ではそれなりに意義のある報告書ではないかと自負しています。ただし、これを資料としてさえ見たい方もいないでしょうから、相変わらず私家本として死蔵する事になります。
内容は、全石幢の詳細とその全画像に加えて各市町村毎のリストも掲載したために、総頁数は346頁という分厚いものになってしまいました。昨夜は、それを眺めていたら画像の入れ違いを見つけ、今は早速その訂正です。(笑)
それでも改めて眺めると、一般の方には振り向きもされないような石幢調査によくぞ飽きずに20年間も継続できたものだと、自分ながらその根性に感心してしまいました。そして画像を眺めていて、特に佐野市から足利市方面は、佐野市在住の高橋久敬氏との楽しい石仏巡りで見つけられたものが多く、改めて高橋氏には感謝した次第です。また、その多くが苦労して見つけだした石幢だけに、写真を見ただけでその場所を思い出し、特に那須方面から鬼怒川東部方面の石幢は、今回の大地震で大部分が倒れてしまっているだろうと、その石幢達の事が心配になりました。中には、私が撮影した写真がその石幢の最後の写真というものも出てきているでしょう。
いずれにしても、今年の私の夏もこれでもって終了です。今日などは、天気も良いのと腰の状態もまあまあなので石仏巡りに出掛けたいが、そこは焦らずに秋野菜の大根やら来春の美味しさを味わいたくてエシャレットの種の植え付けにしました。真夏のような汗を全身にかきながら…。その腰の状態が明日も続けば、明日こそどこぞに出掛けるつもりです。尤も、その調査も一般の方にはまたしても振り向きもされない碑(いしぶみ)調査となるでしょうが…。
内容は、全石幢の詳細とその全画像に加えて各市町村毎のリストも掲載したために、総頁数は346頁という分厚いものになってしまいました。昨夜は、それを眺めていたら画像の入れ違いを見つけ、今は早速その訂正です。(笑)
それでも改めて眺めると、一般の方には振り向きもされないような石幢調査によくぞ飽きずに20年間も継続できたものだと、自分ながらその根性に感心してしまいました。そして画像を眺めていて、特に佐野市から足利市方面は、佐野市在住の高橋久敬氏との楽しい石仏巡りで見つけられたものが多く、改めて高橋氏には感謝した次第です。また、その多くが苦労して見つけだした石幢だけに、写真を見ただけでその場所を思い出し、特に那須方面から鬼怒川東部方面の石幢は、今回の大地震で大部分が倒れてしまっているだろうと、その石幢達の事が心配になりました。中には、私が撮影した写真がその石幢の最後の写真というものも出てきているでしょう。
いずれにしても、今年の私の夏もこれでもって終了です。今日などは、天気も良いのと腰の状態もまあまあなので石仏巡りに出掛けたいが、そこは焦らずに秋野菜の大根やら来春の美味しさを味わいたくてエシャレットの種の植え付けにしました。真夏のような汗を全身にかきながら…。その腰の状態が明日も続けば、明日こそどこぞに出掛けるつもりです。尤も、その調査も一般の方にはまたしても振り向きもされない碑(いしぶみ)調査となるでしょうが…。