石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2013年5月11日は、鹿沼市の未了拓本採りです

2013年05月14日 | Weblog

 今回は、調査済みながら天候の具合で採れなかった2基の碑文手拓に、鹿沼市へ行く。昼ごろには、間違いなく雨が降ると承知で出かけたが、その予想はものの見事に的中し、8時半から始めた最初の碑文は何とか雨の降り出さないうちに終了したものの、2基目はダメだった。そこで今回は暫くぶりに雨中の手拓作業となる。石碑にコウモリ傘を差し(実際はガムテープでしっかりと留める)、自分はその傘の中に入らぬ限りびしょ濡れ。個人宅の庭にある石碑だったので、手拓後半は見るに見かねて家人のおばあちゃんが大きな傘を持ってきて差し出してくれていました。おかげで、覚悟していた以上には濡れずに作業を終えることが出来た。感謝しつつ、本日の拓本採りは終了。それからのんびりと川岸へ行き、少し遅い昼食を手拓したばかりのまだ乾かぬ拓本を眺めつつ車の中で取る。雨は、一向にやむ様子もないので、本日の石仏巡り?はここまでとしてそのまま帰宅した。いやはや、何とも締りのない石仏巡りである。といいつつ帰宅して気づいたのは、コウモリ傘を石碑からはずして回収せずに、そのままで帰宅してしまったこと。その家の方は、後でその傘に気づいて大笑いしていることだろう。まあ、来週はその石碑の清書と写真を届ける予定なので、その話で爆笑となることだろう。まったく、何をしてもチョンボばかりしているダメな私である。
 それでも、これでようやく鹿沼市内の石碑調査は採りたい拓本を含めて全て終了。後は纏めるだけだが、それはいつのことになるやらである。ところで、翌日の日曜日は間違いなく晴れるとのことだったので、本来なら石仏巡りなのだが、今回ははその雨後の晴天を期待して夏野菜を植えなければならない。まあ一日かかるわけでもないので、余った時間でその2基の拓本をパソコンに取り込んだり、一枚に張り合わせたり、敗れた箇所の補修作業などで過ごした。それにしても、雨の中の手拓ではその出来はイマイチと言ったところであった。

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