これは、栃木県内では珍しい、林述斎の嫡男である林皝撰文によるもので、またその銘文揮毫者も関 研となっています。それだけでも、この前に立つ価値はあります。しかし、その銘文を読むとなると、もうそれは冷や汗タラタラで、この寒さにも関わらず赤面の至りです。そのためか、それとも寒さのためか(11月2日に訪ねたので寒さとは無縁)碑陰にある古梅の絵などは手拓する気分になれませんでした。来春の暖かい時期になったら再訪するつもりです。そして、ここに記されている銘文の読み下しはこの正月中に挑戦です。何しろ素読だけでこの一週間近くを費やしましたが、その意味となると頭を抱える箇所が多すぎます。どうやら、正月は楽しい時間がこの碑文だけでも充分に楽しめそうです。なお、興味のある方は相変わらず別HPの方へ掲載してありますのでご笑覧ください。
ところで、今年最後の石仏巡りが済んでいません。明日あたり、ふらりと思いつくままに車を走らせようかと思っています。
goo blog お知らせ
最新記事
- 今年も年が明けて早くも4日が過ぎようとしています。今回は栃木県さくら市喜連川町の石碑調査案内です
- 「栃木県さくら市喜連川の墓碑の全景から銘文、拓本、読み迄の完全セットでご紹介します。
- 今回は、栃木県佐野市の旧田沼町に限定した、また個人頌徳碑の石碑調査報告書です
- 今回は、栃木県田沼町・密蔵院の宝篋印塔の銘文調査報告です。
- 今回は「栃木県佐野市の石碑」調査報告書のご紹介です
- 瞬く間に60日が経過してしまい、慌てて今、新規原稿を投稿中です。それにしても、暑いです。
- 現時点で、私の最も気に入った栃木県での石碑の篆額文字
- 今回は、2022年暮れに通った道沿いの百番巡礼塔の脇を通ったので、今度こそはと拓本採りましたが、少しも面白くないです。
- 二カ月以上も、無言で過ごしてしまいました。一基だけですが掲載しました。
- 2023年最後の石碑紹介は、佐野市田沼町・一瓶塚神社境内の加藤欽古先生碑です
カテゴリー
- Weblog(844)
最新コメント
- 瀧澤龍雄/今回は「栃木県佐野市の石碑」調査報告書のご紹介です
- 新町/今回は「栃木県佐野市の石碑」調査報告書のご紹介です
- 大東良弘/「栃木の石仏百選」から「融通念仏塔」を掲載しました
- Unknown/「栃木の石仏百選」から「融通念仏塔」を掲載しました
- 大東良弘/「栃木の石仏百選」から「融通念仏塔」を掲載しました
- 滝沢/「栃木の石仏百選」から「融通念仏塔」を掲載しました
- 大東良弘/「栃木の石仏百選」から「融通念仏塔」を掲載しました
- 瀧澤龍雄/江戸末期の当地における儒学者、河島易親(島君龍)が揮毫した大橋朝盈の壽碑紹介
- 高久裕司/江戸末期の当地における儒学者、河島易親(島君龍)が揮毫した大橋朝盈の壽碑紹介
- 瀧澤龍雄/遅ればせながら、いよいよ2020年の幕開けですね。そこで今回は取って置きの亀田鵬斎きごう揮毫の石碑をご紹介します