前回の初回銘文清書(画像右側)を、最終的に拓本を見比べながら最終校了(画像左側)をしました。ご覧のように、1回だけでは文字の間違い(宋を宗としてしまった)やら、作字文字の間違いに加えて修正を忘れた文字等(赤文字の箇所)、30文字以上もダメ出しが生まれてしまいました。今回は銘文が短かったのでこの程度で済みましたが、これが千文字もある碑文ですと、それはもう目も当てられないほどのダメな文字が出てきて、校正を何度も繰り返す羽目になります。本当に、文字校正は難しいものです。なお明日は多分、この銘文の拓本画像を掲載して、今回のブログ内容を終わりにしようと思っています。どうぞ、本物の巻菱湖の書風を拓本から味わってください。
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