一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『百円の恋』 ……安藤サクラの時代がやってきたことを実感させる傑作……

2014年12月21日 | 映画
安藤サクラを初めて強烈に感知したのは、 映画『愛のむきだし』(2009年)においてだった。 上映時間237分(約4時間!)という園子温監督の23作目の作品で、 満島ひかりを初めて強烈に感知したのもこの作品でだった。 『愛のむきだし』を見て以来、 安藤サクラは常に気になる存在であったのだが、 『かぞくのくに』(2012年)や 『今日子と修一の場合』(2013年)などを経て、 今年、一気に花開いた感 . . . 本文を読む