一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

シュリンク『階段を下りる女』 ……一枚の絵をめぐる、大人のための愛の物語……

2017年08月23日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
最初に、本書の著者であるベルンハルト・シュリンクの簡単なプロフィールを。 【ベルンハルト・シュリンク】 1944年ドイツ生まれ。 小説家、法律家。 ハイデルベルク大学、ベルリン自由大学で法律を学び、 ボン大学、フンボルト大学などで教鞭をとる。 1987年、『ゼルプの裁き』(共著)で作家デビュー。 1995年刊行の『朗読者』は世界的ベストセラーとなり、 2008年に映画化された。 他の作品に、 . . . 本文を読む