一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

『山なんて嫌いだった』(市毛良枝)…山に出会った頃の気持ちが呼び起こされる…

2025年01月09日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
世には「山の名著」と呼ばれているものがあって、 山ヤさんの間ではけっこう読まれていたりもするのだが、 一般的な登山愛好家で、読む人は案外少ないのではないかと考える。 例えば、 『山岳名著読書ノート 山の世界を広げる名著60冊』 (ヤマケイ新書)という本があるが、 この中に挙げられている60冊の「山の名著」の内、 〈読みたい!〉 と思える本が一体何冊あるだろうか? 深田久弥『日本 . . . 本文を読む