あけましておめでとうございます。
皆さんは楽しいお正月をお過ごしのこことと思います。
私はというと……年末年始はずっと仕事をしています。
元旦の今日も、これを書き上げたら、すぐに出勤します。
1月4日が今年最初の休み。
この日が、私の登り初めの日になりそうです。
と、まあ、仕事のことはどこかに置いとくとして、
昨年は、山に、映画に、読書にと、充実した楽しい一年でした。
今年も、昨年以上に、山に、映画に、読書にと、存分に楽しみたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、新年第一弾は、映画の紹介です。
正月映画は、難しいことは無しで、理屈抜きで楽しめるものがイイ!
そんな気分にピッタリの映画があります。
その名も、
『K-20 怪人二十面相・伝』。
とにかく面白い!
見て損のない映画です。
怪人二十面相が映画化されると初めて聞いたときは、あまり興味は湧かなかった。
「なぜ今頃二十面相なんだろう」という思いの方が強かった。
「どうせ子供だましの映画だろう」と高をくくっていた。
それから後、主演が金城武と松たか子と聞いて、俄然興味が湧いてきた。
実力派の二人が主演するとなれば、子供だましの映画にはなりえない。
この映画、「本気(マジ)だな!」と思った。
そして、公開が近づき、映画の全体像が見えてくるにしたがって、「これは面白い作品になるに違いない」と確信するに至った。
監督・脚本は、佐藤嗣麻子。
3年前、私は、『恋におちたら~僕の成功の秘密~』というTVドラマを楽しく見ていた。
草剛や堤真一、松下奈緒などが出ていたドラマで、とにかくテンポが良く、面白かった。
このドラマの脚本が佐藤嗣麻子だった。
佐藤嗣麻子が次に手掛けた脚本は『アンフェア』。
これもテンポの良さと、斬新な構成で、注目を浴びた。
佐藤嗣麻子は1964年生まれ。
ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールへの留学経験を持つ。
脚本・監督を務めた日英合作映画『ヴァージニア』(1992)で、東京国際ファンタスティック映画祭において「アボリアッツ大賞」を受賞。
1995年の監督作『エコエコアザラク』でも、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭において「批評家賞(南俊子賞)」を獲得している。
この才能豊かな女性が、初めてメジャーなエンターテインメント映画の脚本と監督に挑戦するのだ。
期待できるし、面白くならない訳がない……と思った。
この作品を手掛けているのが、【ROBOT】だ。
『踊る大捜査線 THE MOVIE 』
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 』
『海猿 ウミザル』
『LIMIT OF LOVE 海猿』
『ALWAYS 三丁目の夕日』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
など、ヒット作を連発している制作プロダクションだ。
映画をヒットさせることには長けているプロ集団のこと、この作品でも『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフを再結集させ、レトロ・フューチャーな世界を見事に創りだしている。
さらに脚本協力・VFX協力として、山崎貴(『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ監督)も参加しているのだから、鬼に金棒だ。
1945年の架空都市《帝都》。
19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本で、世間を脅かしている強盗がいた。
「怪人20面相」と呼ばれるその強盗は、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで、次々と盗み出すというのだ。
ある日、学術会議から、無線送電システム「シエラ装置」の模型が盗まれるという事件が発生する。
多くの参加者の前で、大胆にも模型を持ち去ったのは、帝都を震撼させているその正体不明の大怪盗・怪人二十面相だった。
さっそく、名探偵・明智小五郎(仲村トオル)、その助手の小林少年(本郷奏太)、浪越警部(益岡徹)が現場検証を行うと、そこには変装用のマスクが残されていた。
一方、グランドサーカスでは、曲芸手品師・遠藤平吉(金城武)が子供たちの前でショーを繰り広げていた。
ショーを終えた平吉が楽屋に戻ると、謎の紳士(鹿賀丈史)が、札束をちらつかせながら平吉に話を持ちかけてきた。
その依頼とは、明智小五郎と羽柴財閥の跡取りである葉子(松たか子)の結納の様子を写真に撮ることだった。
羽柴ビルの最上階行われていた結納の儀を隠し撮りをしようとした平吉。
カメラのシャッターを押すと、突然爆発音が響き、参列者で埋まったホールが煙に包まれる。
怪人二十面相から「羽柴財閥が持つブリューゲルの《バベルの塔》を頂戴する」との犯行予告を受け取り、この日、厳重な警備を行っていた軍警は、平吉を怪人二十面相として逮捕。
平吉は、二十面相の仕掛けた罠により、二十面相に仕立て上げられてしまったのだった…… (ストーリーは公式パンフレットとgoo映画より引用し構成)
原作は北村想の『怪人二十面相・伝』。
江戸川乱歩のオリジナル版の良さを残しつつ、世紀の怪盗の荒唐無稽な魅力を一新させ、おとなの冒険奇談に仕立てた傑作だ。
よくぞこの作品を映画化したものだと感心する。
主演の金城武は、1973年生まれの35歳。
台北出身。
日本人の父と、台湾人の母との間に生まれる。
日本語、台湾語、北京語、広東語、英語に堪能。
『恋する惑星』(1994)、『天使の涙』(1995)で国際的に注目を集めて以降、日本のTVドラマや映画でも活躍。
ここ数年も、『LOVERS』(2004)、『ウインター・ソング』(2005)、『レッドクリフPartⅠ』(2008)、『レッドクリフPartⅡ』(2009)と、国際派俳優として活躍している。
海外で映画作りを学んだ佐藤嗣麻子監督とは、撮影に対する考え方や、演技の求めるものが似ていたようで、息もぴったりだったとか。
作品の中にも、金城武のアイデアが随所に活かされているそうだ。
アクションシーンもかなりの部分で金城自身が演じているので、違和感がないし、素晴らしかった。
松たか子は、1977年生まれの31歳。
東京都出身。
16歳だった1993年に、歌舞伎座の『人情噺文七元結』で初舞台。
翌1994年にはNHK大河ドラマ『花の乱』でテレビドラマに初出演。
1995年にはNHKのドラマ『藏』で主演した。
私が初めて「松たか子」の存在を知ったのは、1996年のフジ系ドラマ『ロングバケーション』を観たときだった。
木村拓哉と山口智子が主演の高視聴率ドラマで、主演の二人が当然注目を集めていたが、私はなぜか松たか子の方に惹かれた。
それ以降、彼女の出演するドラマや映画は、欠かさず観るようになった。
以前、私は、このブログで、「この道ひとすじ」の人よりも、「いろんなことができる」人 の方が好きだと書いたことがある。
松たか子もいろんなことができる人であった。
何よりも舞台ができるのが強みだ。
父・松本幸四郎が主演するミュージカルに出演後、蜷川幸雄演出『ハムレット』で初めて外部の舞台を経験する。
私が初めて彼女の舞台を観たのも、この蜷川幸雄演出『ハムレット』の再演のときであった。
以後、多くの劇作家・演出家から舞台女優としての力量を認められ、野田秀樹、串田和美、三谷幸喜などの作品に出演、実力派俳優の道を歩んでいる。
松たか子は、歌手としても活躍しており、現在までにシングル20枚、アルバム12枚を発表、全国コンサートツアーも3度行っている。
歌が歌えるということで、ミュージカルの依頼も多い。
その他、松下奈緒と同じく、彼女はピアノを弾くことができる。
作詞・作曲も手掛けており、自身の曲がアルバムにも収められている。
この『K-20 怪人二十面相・伝』では、羽柴財閥の娘というお嬢様の役であるが、「梨園の血を引くサラブレッド」というイメージが強い彼女なので、適役であったように思う。松たか子はこれまで、
『東京日和』(1997)、
『四月物語』(1998)、
『隠し剣 鬼の爪』(2004)
『THE 有頂天ホテル』(2006)
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(2007)
『HERO』(2007)
などに出演しているが、これまで見た映画の中では、今回の作品に出ている松たか子が最も輝いて見えた。
この映画に、初めて登場するときの姿が美しい!
それは、明智小五郎(仲村トオル)と羽柴財閥令嬢(松たか子)の「結納の儀」の場面であるが、ハッとするほど美しかった。
黒のドレスとベールが斬新で、一歩間違えば喪服になってしまう危険を犯しながらの演出は、女性監督ならではのものであるのかもしれない。
この「結納の儀」の場面だけでも、この映画を見る価値はあると思う。
あまり松たか子にばかりスペースを割くわけにもいかない。(笑)
松たか子ファンということがバレバレです。(爆)
明智小五郎役の仲村トオルも好演していた。
これまでの明智小五郎像とは違うので、戸惑いはあったと思うが、クールで、「少し嫌な男」を見事に演じていた。
平吉の良き理解者で、サーカス団の天才カラクリ師を演じた國村隼も良かった。
この俳優、近年益々貫禄が出てきた。
プロフィールを見ていたら、私よりも1歳年下だった。
貫禄のカの字もない私は、驚き、肩を落とした。
國村隼の妻を演じた高島礼子も輝いていた。
彼女の修道女姿は必見!
なぜ修道女の姿になるかは、見てのお楽しみです。
この映画、ミステリー作品というより、アクション映画です。
スーパーマン、バットマン、スパイダーマンなどを羨んだ人たちにとっては、「嗚呼、日本には怪人二十面相がいたんだ」と、喝采すること間違いなし。
新しく生まれ変わった怪人二十面相を、ぜひ見てもらいたい。
観客動員が多ければ、シリーズ化される可能性もある。
それほど面白い作品だ。
どうせ1年後くらいにはTVでやるだろう……なんて思わずに、ぜひぜひ映画館へ!
映画は、やはり映画館で見るもんです!
というわけで、2009年の最初の更新が終わりました。
元旦から仕事とは、悲しむべきなのか、喜ぶべきなのか……
とにかく、これから出勤です。
今年一年、皆さんにとって、そして私にとっても、素晴らしい一年になることを祈っています。
皆さん、あまりお酒を飲み過ぎて、羽目を外さないようにね。
私が仕事をしているということを忘れないように!(笑)
では、また、どこかの山でお逢いしましょう!
皆さんは楽しいお正月をお過ごしのこことと思います。
私はというと……年末年始はずっと仕事をしています。
元旦の今日も、これを書き上げたら、すぐに出勤します。
1月4日が今年最初の休み。
この日が、私の登り初めの日になりそうです。
と、まあ、仕事のことはどこかに置いとくとして、
昨年は、山に、映画に、読書にと、充実した楽しい一年でした。
今年も、昨年以上に、山に、映画に、読書にと、存分に楽しみたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、新年第一弾は、映画の紹介です。
正月映画は、難しいことは無しで、理屈抜きで楽しめるものがイイ!
そんな気分にピッタリの映画があります。
その名も、
『K-20 怪人二十面相・伝』。
とにかく面白い!
見て損のない映画です。
怪人二十面相が映画化されると初めて聞いたときは、あまり興味は湧かなかった。
「なぜ今頃二十面相なんだろう」という思いの方が強かった。
「どうせ子供だましの映画だろう」と高をくくっていた。
それから後、主演が金城武と松たか子と聞いて、俄然興味が湧いてきた。
実力派の二人が主演するとなれば、子供だましの映画にはなりえない。
この映画、「本気(マジ)だな!」と思った。
そして、公開が近づき、映画の全体像が見えてくるにしたがって、「これは面白い作品になるに違いない」と確信するに至った。
監督・脚本は、佐藤嗣麻子。
3年前、私は、『恋におちたら~僕の成功の秘密~』というTVドラマを楽しく見ていた。
草剛や堤真一、松下奈緒などが出ていたドラマで、とにかくテンポが良く、面白かった。
このドラマの脚本が佐藤嗣麻子だった。
佐藤嗣麻子が次に手掛けた脚本は『アンフェア』。
これもテンポの良さと、斬新な構成で、注目を浴びた。
佐藤嗣麻子は1964年生まれ。
ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールへの留学経験を持つ。
脚本・監督を務めた日英合作映画『ヴァージニア』(1992)で、東京国際ファンタスティック映画祭において「アボリアッツ大賞」を受賞。
1995年の監督作『エコエコアザラク』でも、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭において「批評家賞(南俊子賞)」を獲得している。
この才能豊かな女性が、初めてメジャーなエンターテインメント映画の脚本と監督に挑戦するのだ。
期待できるし、面白くならない訳がない……と思った。
この作品を手掛けているのが、【ROBOT】だ。
『踊る大捜査線 THE MOVIE 』
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 』
『海猿 ウミザル』
『LIMIT OF LOVE 海猿』
『ALWAYS 三丁目の夕日』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
など、ヒット作を連発している制作プロダクションだ。
映画をヒットさせることには長けているプロ集団のこと、この作品でも『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフを再結集させ、レトロ・フューチャーな世界を見事に創りだしている。
さらに脚本協力・VFX協力として、山崎貴(『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ監督)も参加しているのだから、鬼に金棒だ。
1945年の架空都市《帝都》。
19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本で、世間を脅かしている強盗がいた。
「怪人20面相」と呼ばれるその強盗は、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで、次々と盗み出すというのだ。
ある日、学術会議から、無線送電システム「シエラ装置」の模型が盗まれるという事件が発生する。
多くの参加者の前で、大胆にも模型を持ち去ったのは、帝都を震撼させているその正体不明の大怪盗・怪人二十面相だった。
さっそく、名探偵・明智小五郎(仲村トオル)、その助手の小林少年(本郷奏太)、浪越警部(益岡徹)が現場検証を行うと、そこには変装用のマスクが残されていた。
一方、グランドサーカスでは、曲芸手品師・遠藤平吉(金城武)が子供たちの前でショーを繰り広げていた。
ショーを終えた平吉が楽屋に戻ると、謎の紳士(鹿賀丈史)が、札束をちらつかせながら平吉に話を持ちかけてきた。
その依頼とは、明智小五郎と羽柴財閥の跡取りである葉子(松たか子)の結納の様子を写真に撮ることだった。
羽柴ビルの最上階行われていた結納の儀を隠し撮りをしようとした平吉。
カメラのシャッターを押すと、突然爆発音が響き、参列者で埋まったホールが煙に包まれる。
怪人二十面相から「羽柴財閥が持つブリューゲルの《バベルの塔》を頂戴する」との犯行予告を受け取り、この日、厳重な警備を行っていた軍警は、平吉を怪人二十面相として逮捕。
平吉は、二十面相の仕掛けた罠により、二十面相に仕立て上げられてしまったのだった…… (ストーリーは公式パンフレットとgoo映画より引用し構成)
原作は北村想の『怪人二十面相・伝』。
江戸川乱歩のオリジナル版の良さを残しつつ、世紀の怪盗の荒唐無稽な魅力を一新させ、おとなの冒険奇談に仕立てた傑作だ。
よくぞこの作品を映画化したものだと感心する。
主演の金城武は、1973年生まれの35歳。
台北出身。
日本人の父と、台湾人の母との間に生まれる。
日本語、台湾語、北京語、広東語、英語に堪能。
『恋する惑星』(1994)、『天使の涙』(1995)で国際的に注目を集めて以降、日本のTVドラマや映画でも活躍。
ここ数年も、『LOVERS』(2004)、『ウインター・ソング』(2005)、『レッドクリフPartⅠ』(2008)、『レッドクリフPartⅡ』(2009)と、国際派俳優として活躍している。
海外で映画作りを学んだ佐藤嗣麻子監督とは、撮影に対する考え方や、演技の求めるものが似ていたようで、息もぴったりだったとか。
作品の中にも、金城武のアイデアが随所に活かされているそうだ。
アクションシーンもかなりの部分で金城自身が演じているので、違和感がないし、素晴らしかった。
松たか子は、1977年生まれの31歳。
東京都出身。
16歳だった1993年に、歌舞伎座の『人情噺文七元結』で初舞台。
翌1994年にはNHK大河ドラマ『花の乱』でテレビドラマに初出演。
1995年にはNHKのドラマ『藏』で主演した。
私が初めて「松たか子」の存在を知ったのは、1996年のフジ系ドラマ『ロングバケーション』を観たときだった。
木村拓哉と山口智子が主演の高視聴率ドラマで、主演の二人が当然注目を集めていたが、私はなぜか松たか子の方に惹かれた。
それ以降、彼女の出演するドラマや映画は、欠かさず観るようになった。
以前、私は、このブログで、「この道ひとすじ」の人よりも、「いろんなことができる」人 の方が好きだと書いたことがある。
松たか子もいろんなことができる人であった。
何よりも舞台ができるのが強みだ。
父・松本幸四郎が主演するミュージカルに出演後、蜷川幸雄演出『ハムレット』で初めて外部の舞台を経験する。
私が初めて彼女の舞台を観たのも、この蜷川幸雄演出『ハムレット』の再演のときであった。
以後、多くの劇作家・演出家から舞台女優としての力量を認められ、野田秀樹、串田和美、三谷幸喜などの作品に出演、実力派俳優の道を歩んでいる。
松たか子は、歌手としても活躍しており、現在までにシングル20枚、アルバム12枚を発表、全国コンサートツアーも3度行っている。
歌が歌えるということで、ミュージカルの依頼も多い。
その他、松下奈緒と同じく、彼女はピアノを弾くことができる。
作詞・作曲も手掛けており、自身の曲がアルバムにも収められている。
この『K-20 怪人二十面相・伝』では、羽柴財閥の娘というお嬢様の役であるが、「梨園の血を引くサラブレッド」というイメージが強い彼女なので、適役であったように思う。松たか子はこれまで、
『東京日和』(1997)、
『四月物語』(1998)、
『隠し剣 鬼の爪』(2004)
『THE 有頂天ホテル』(2006)
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(2007)
『HERO』(2007)
などに出演しているが、これまで見た映画の中では、今回の作品に出ている松たか子が最も輝いて見えた。
この映画に、初めて登場するときの姿が美しい!
それは、明智小五郎(仲村トオル)と羽柴財閥令嬢(松たか子)の「結納の儀」の場面であるが、ハッとするほど美しかった。
黒のドレスとベールが斬新で、一歩間違えば喪服になってしまう危険を犯しながらの演出は、女性監督ならではのものであるのかもしれない。
この「結納の儀」の場面だけでも、この映画を見る価値はあると思う。
あまり松たか子にばかりスペースを割くわけにもいかない。(笑)
松たか子ファンということがバレバレです。(爆)
明智小五郎役の仲村トオルも好演していた。
これまでの明智小五郎像とは違うので、戸惑いはあったと思うが、クールで、「少し嫌な男」を見事に演じていた。
平吉の良き理解者で、サーカス団の天才カラクリ師を演じた國村隼も良かった。
この俳優、近年益々貫禄が出てきた。
プロフィールを見ていたら、私よりも1歳年下だった。
貫禄のカの字もない私は、驚き、肩を落とした。
國村隼の妻を演じた高島礼子も輝いていた。
彼女の修道女姿は必見!
なぜ修道女の姿になるかは、見てのお楽しみです。
この映画、ミステリー作品というより、アクション映画です。
スーパーマン、バットマン、スパイダーマンなどを羨んだ人たちにとっては、「嗚呼、日本には怪人二十面相がいたんだ」と、喝采すること間違いなし。
新しく生まれ変わった怪人二十面相を、ぜひ見てもらいたい。
観客動員が多ければ、シリーズ化される可能性もある。
それほど面白い作品だ。
どうせ1年後くらいにはTVでやるだろう……なんて思わずに、ぜひぜひ映画館へ!
映画は、やはり映画館で見るもんです!
というわけで、2009年の最初の更新が終わりました。
元旦から仕事とは、悲しむべきなのか、喜ぶべきなのか……
とにかく、これから出勤です。
今年一年、皆さんにとって、そして私にとっても、素晴らしい一年になることを祈っています。
皆さん、あまりお酒を飲み過ぎて、羽目を外さないようにね。
私が仕事をしているということを忘れないように!(笑)
では、また、どこかの山でお逢いしましょう!
正月早々お仕事お疲れ様です。
私は運よく1日が公休日にあたりのんびりと正月モードに浸っています。
窓の外は雪ですねー。もう、うずうずして来て今からでも近所の岩屋山に出かけてみたくなります。
明日は天気もよさそうだし雪も有りそうだし経ヶ岳にでも登ろうかと思ってます(でも今夜飲み過ぎたら?)。
また今年もよろしくお願いします。
本年もよろしくお願いいたします。
今年は松さんを見習って「良家の子女のたしなみ」を磨きたいと思います。(笑)
>タクさん あけましておめでとうございます。
>正月早々お仕事お疲れ様です。
貧乏ヒマなしでして……
長年、こういう生活を続けています。
>私は運よく1日が公休日にあたりのんびりと正月モードに浸っています。
おお、良かったですね~
羨ましい~
>窓の外は雪ですねー。もう、うずうずして来て今からでも近所の岩屋山に出かけてみたくなります。
今日はかなり降りましたね~
1000m以上の山では、かなり積もったのではないでしょうか?
私も仕事場で、外の雪を見ながら、「登りて~」って思ってました。
>明日は天気もよさそうだし雪も有りそうだし経ヶ岳にでも登ろうかと思ってます(でも今夜飲み過ぎたら?)。
イイですね~。
霧氷を見ることができるかもしれないですね。
あまりお酒を飲み過ぎないようにね。
>また今年もよろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
また一緒に登りましょう
>新年明けましておめでとうございます。
>本年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
今年もリーさんにとって良いことだけがありますように……
>今年は松さんを見習って「良家の子女のたしなみ」を磨きたいと思います。(笑)
おっ、もう映画ご覧になったんですね
「良家の子女のたしなみ」は、この作品のキーワードでもありました。
松たか子演じる羽柴葉子は、「良家の子女のたしなみ」として、思いがけないようなことができちゃうんですよね。
そして、その度に「良家の子女のたしなみですから」と言い訳するところが、すごく面白かった。
映画、また見に行きたくなりましたぁ~
ブログでの怪人二十面相・伝の紹介ありがとうございます。
観る予定まったくなかったのですが、ブログ拝見して早速観てきました。
おもろしかったですねえ。
正月早々、楽しませてもらいました。
私のブログでタクさんのトップを勝手にリンクさせてもらいました。
今年も山に、映画にとよろしくお願いいたします。
肉まんさん、あけましておめでとうございます。
>ブログでの怪人二十面相・伝の紹介ありがとうございます。
>観る予定まったくなかったのですが、ブログ拝見して早速観てきました。
おっ、さすが肉まんさん。
素早いですね。
素晴らしい行動力は、今年も健在ですね。
>おもろしかったですねえ。
>正月早々、楽しませてもらいました。
でしょ~
『ALWAYS 三丁目の夕日』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
が好きな肉まんさんのこと、絶対気に入ってもらえると思ってました。
>私のブログでタクさんのトップを勝手にリンクさせてもらいました。
ありがとうございます。
恐縮致します。
>今年も山に、映画にとよろしくお願いいたします。
昨年は、肉まんさんのお陰で、ネット仲間が増えて、楽しい一年になりました
ありがとうございました。
今年も、山に、映画に、読書にと、充実した一年にしたいと思っております。
本年もよろしくお願い致します。
雪が積もり、寒い年明けです
去年の、小田和正「クリスマスの約束」観ましたか?
松たか子がご夫婦でゲスト出演。
小田さんが作った「おやすみ」という歌を歌いましたが、いい歌でした
あけましておめでとうございます。
>雪が積もり、寒い年明けです
元旦はかなり雪が降りましたね。
仕事しながら、降る雪を見て、「山に登りたい~」って思ってましたよ。
>去年の、小田和正「クリスマスの約束」観ましたか?
>松たか子がご夫婦でゲスト出演。
>小田さんが作った「おやすみ」という歌を歌いましたが、いい歌でした
クリスマスは早々と寝てました。
孫ができて、おじいちゃんになったから……というわけではないのですが、最近は早寝早起きが習慣になってしまって、寝るのが早いんです。
それに、TVも昔ほどは見なくなってきて……
すっかりお年寄りです。
松さんのコンサートは2回ほど行きました
ミュージカルも、福岡に2回、大阪に1回行きました
映画も出演作は見てます。
『K-20 怪人二十面相・伝』も面白いですから、機会があったら、ぜひ見てみて下さい。
楽しいですよ
今年は映画館へ行く機会も増やしたいです。^^
去年はタクさんから沢山(笑)の事を学びました。ありがとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
>K-20 怪人二十面相・伝 皆さんのブログの記事など読んでいると面白そうですね。
『K-20 怪人二十面相・伝』面白いですよ~
ぜひ見に行って下さい。
最後にアッと言わせられますよ。
>今年は映画館へ行く機会も増やしたいです。^^
映画をたくさん見ると、人生が豊かになりますよ~。
たった1回限りの人生ですが、映画を見ることで、たくさんの人生を体験できます。
嫌なこと、煩わしいこと、み~んな忘れちゃいます。
至福のひとときを過ごせますよ~。
>去年はタクさんから沢山(笑)の事を学びました。ありがとうございます。
>今年も宜しくお願いいたします。
いえいえ、こちらこそ宜しくお願い致します。
今年も素晴らしい一年になるよう、頑張ります。