一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

作礼山 ……ヤマボウシの多い山で、静かな山歩きを楽しむ……

2019年06月03日 | 作礼山
6月2日(日)
朝から雨が降っていたが、
佐賀県では、令和元年度「県内一斉ふるさと美化活動」が行われたので、
早朝より、傘をさしながら、ひたすら県道のゴミ拾いをする。
それが終わって、帰宅し、準備をして作礼山に向かった。
こんな天気なので、登山者は少ないだろうし、
静かな山歩きができると思ったのだ。

予想通り、9合目登山口駐車場には一台の車もなかった。
ゆっくり歩き出す。


今日は、東峰への直登ルートを登ろう。


美しい道だ。


カンアオイの葉があったので覗くと、花が見えた。




タツナミソウなどを見ながら登って行くと、


東展望岩に着いた。


天山が見えると嬉しい。


東峰へ向かう。


一旦下って、


登り返すと、
東峰の祠の裏側が見えてくる。


東峰に到着。


東峰では、ヤマボウシの花が見頃を迎えていた。


いいね~


コナスビの花も咲き始めていたが、


フタリシズカや、


エビネの花は終わりを迎えていた。


美しい縦走路を通って、


西峰(作礼山山頂)に到着。


こちらでは、ヤマツツジが美しく咲いていた。


池の方へ下りてみる。


雨が降ったからなのか、モウセンゴケは元気一杯。


池の周辺を散策する。


ハンカイソウの葉は、天山よりも茂っていた。


ヤマボウシの花を、池と一緒にパチリ。


作礼山は、案外、ヤマボウシの多い山だ。


今日は独り占め。


さあ、散歩道へ。


イチヤクソウは、開花準備OK。
早く、早く!


ソクシンランは、もう咲き始めていた。


3株のキンランを発見。


まだ咲いているとは、驚き。


黒髪山系で見られるような、岩を食む木の根を発見。


この時期の作礼山は、コガクウツギのむせかえるような匂いに包まれる。


とある場所で、サイハイランを発見。


ひとつ見つかると、次々に見つかった。


至福のひととき。


今日も一日の王になれました~


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