一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

晩秋の天山 ……ヤマラッキョウ、アキノキリンソウ、リンドウ、そして紅葉……

2024年11月23日 | 天山・彦岳


11月22日(金)

今年(2024年)80回目の登山は、天山へ。
稜線の花は終わっているが、
“私の山歩道”にはまだ秋の花が残っているかもしれない。
そんな期待を抱きながら、
(とりあえず山頂は踏んでおこうと)天川登山口へ向かった。
駐車場に着くと、一台の車も無かった。
嬉しい。


出発。


あめ山分岐を通過。
この辺りの紅葉は終わっていた。


木々は葉を落として裸木となっていたが、


よく見ると、もう若葉が出ていた。


ビックリ。


いつもの場所でパチリ。


ヒメアザミがまだ咲いていた。


イナカギクが美しく咲いていた。


ゆっくり登って行く。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


久しぶりに一等三角点をパチリ。


靄っていて展望はイマイチ。


山頂にも稜線にも誰もいなかった。


これから“私の山歩道”へ。


まずは紅葉を愛でる。




天山の稜線に木々はないので紅葉を見ることはできないが、
“私の山歩道”では紅葉真っ盛りであった。




天山に紅葉のイメージはないが、
場所によっては大いに楽しめるのだ。




黄葉も美しい。




今日も晴れたり曇ったりの天気であったが、
陽が当たると紅葉は一段と輝く。










黄金色や、




真っ赤な紅葉も見ることができた。


木に絡まる蔦の紅葉も好もしい。


アキノタムラソウ、


アキノキリンソウなど、
“私の山歩道”では、秋の花もまだ見ることができた。


秋らしからぬ陽気に誘われ、スミレも咲いている。


キタテハが日向ぼっこをしていた。


ムラサキセンブリは終焉を迎えていたが、


僅かに残っていた薄紫色をパチリ。


リンドウも残り少なくなっていたが、


私を待っていてくれた花をパチリ。


いいね~


可愛いツワブキの花を見ながら、


ヤマラッキョウの群生地へ。
「おっ、咲いている~」
例年、10月下旬には咲き始めるのだが、
今年は(夏が長かった所為か)11月中旬になっても咲いていなかった。
11月下旬になって、やっと咲き出したのだ。


もう咲かないのか……と心配していたので、嬉しい。


周囲には(小さな)アキノキリンソウも咲いている。


ヤマラッキョウとアキノキリンソウのコラボ。


ヤマラッキョウも、


アキノキリンソウも、小さくて可愛い。


ヤマラッキョウはまだ蕾が多かったが、


今年も咲いてくれて嬉しい。


今日も「一日の王」になれました~


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