一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

たった一人の天山 ……数百人いた元旦から一週間後に登ったら誰もいなかった……

2025年01月08日 | 天山・彦岳


1月8日(水)

元旦に初日の出を見に天山に登ったら、数百人の登山者がいてとても驚いた。
一週間後の今日は、果たして……

天川集落に入った頃から、雪が見られるようになってきて、
(もう廃業している)旧「天山スキー場」からの道との合流地点まで来ると、
完全な積雪となった。
(ノーマルタイヤなので)この手前に車を駐め、ここから歩き出した。


ゆっくり登って行く。




雪があるだけで嬉しい。




小動物の足跡を発見。


天山ダム分岐を通過。




天山が見えた。


雪が美しい。


上宮登山口への分岐を通過。


天川登山口に到着。


当然のことながら車は一台も無い。
嬉しい。


登山口から、あらためて出発。


雪がたっぷりある。


雪景色が素晴らしい。




ノートレースだが、小動物の足跡だけはある。


運動会でもしているのだろうか?


あめ山分岐を通過。


この先の、


いつもの場所でパチリ。
周囲の山に雪は無い。


この辺りは、雪がけっこう深かった。




だが山頂近くになると、強風で吹き飛ばされたのか、
雪は少なくなった。


天山山頂に到着。


やはり誰もいない。


一週間前の元旦に登ったよきは数百人もいたのに、
今日は私一人だけだった。


南側の方が、積雪があるような気がする。




この辺りはけっこう深く、




風紋もできていた。


いいね~


稜線散歩。


雪景色を存分に楽しむ。






山頂に戻っているときに、


太陽がわずかに顔を出した。


天山に別れを告げ、


下山開始。


雪景色を楽しみながら、下って行った。


登山口に到着。


やはり誰もいなかった。
今日は誰にも会わなかった。


雪が降る中、
私は車を駐めている場所までゆっくり下って行ったのだった。

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